私の幼いご主人様【五条悟】

ご対面 ページ7

「、、、、？何で固まってるの？」






目の前にいる少年はコテンッと首をかしげた




よっこいしょっと、声にだし立ち上がり此方にちかずいてきた








「、、、、！あ、えっと申し訳ありません！本日から五条家で働く清水Aともうします！」








そう言って頭を下げると、坊っちゃんは私を通りすぎ、

ここまで連れてきてくれた先輩に話しかけた








「ねぇ、席外してくれる？」








このこと二人で話したいんだ！いいよねと言葉をつけたし、先輩を追い出してしまった。



え、ど、どうしよう、、、！



さすがに不安があるのですが、、、、ってかなぜ先輩は出ていってしまったのですか？！



ちらっと見えた顔は随分と怯えたような顔してたけど、怯える要素なかったような？








「さてと、邪魔物はいなくなったし、改めて自己紹介をしてもいい？」






「あ、はい！かしこまりました！」







私の目の前に立ち、目線を合わせるためにしゃがみこみ、坊っちゃんはこちらをじっと見つめていた







「、、、、やっぱ、、、、いだな、、、」ﾎﾞｿｯ








「？あのなにか私の顔についてますか？」








「んーん！とっても綺麗だなーって思っただけ！」








ニパッ！と効果音でもつくような笑顔でこちらを見てきた



坊っちゃんはやはり、顔が整っていると改めて感じましたね








「僕は五条悟！よろしくね！えっとAでいいよね？」








「はい！それで構いません」








これで、坊っちゃんへの挨拶は終わりでいいかな？と思い、もう一度挨拶をして帰ろうとすると、









「それでは、坊っちゃん私は奥様方への挨拶もありますので失礼させてもらいます」









頭を下げて、立ち上がり襖に手をかけ開けようとすると、もう片方の手をぎゅっと握られた









「、、、、だめ、出ていっちゃだめ。」








「え？」








後ろを振り向くと、私の左手を両手でぎゅっと握りしめ上目遣いでこちらを見上げていた








え、天使ですか？

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