41話 ページ44
『そこの線を切れば…いいかな。』
「助かる。」
数分経過…だいぶ進んだ。問題は…いつ爆破するか分からないということ。
今の状態では、組織の動きを見ることだって不可能。
「あとは……」
1つ導線を切った時だった。
ビーっと大きな警報音が鳴る。
すかさず、零は私のことを抱きしめた。こんな時でも守ってくれるの…優しい。
だが、爆弾が爆発することはなかった。なんとか食い止めたようだ。
すると、いきなり弾丸の雨が降り出した。
『ッ行くよ。』
ライフルケースを背負って走り出した。
「あぁ!」
ーーーーーーーーーーーーーーー
「安室さーん!Aさーん!」
『ここよ!』
「FBI!その銃は飾りですか!?」
「残念だがいつも使用しているライフルがお釈迦になってな。今は予備に持ってきたものしかないんだ。」
『私もライフルはもってるけど、スコープはあまりいいものではない。打ち抜けるかは微妙だ。』
「あの機体の結合部を狙えば…」
『あぁ…別の角度から見た時にな。援護する。』
「あぁ…頼む。」
と話していると、再度弾丸の雨が降り注ぐ。
『あっ…やばっ。崩れる!』
すかさず走り出す。
しかし気付かなかった…
『彼』がいないことを。
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天然記念物(プロフ) - まゆさん» そう言っていただけると、更新の糧になります。ありがとうございます! (2019年7月20日 10時) (レス) id: 267e13a690 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2019年7月20日 8時) (レス) id: 76d368eb20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:天然記念物 | 作成日時:2019年7月13日 1時