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___『これも一緒にお願いします〜』
「あっ、お前！……はい、大丈夫です」
サボった二限目が終わる時間のちょっと前に教室を出て、まだ空いている購買にやって来た。
約束通り井上くんにアップルティーと滑り込みでポッキーも(強引に)買ってもらった。
へへ、逆に得した〜。
「お前さぁ、」
『ありがとう井上くん！』
「……いいけど」
文句を言うのがめんどくさくなったのか、あっさりと井上くんが引き下がって。
なんだかんだ優しいよなあ、井上くんって！
意地悪っぽいけど優しいし、頭もいいし、かっこいいし、……あれ、もしかしてかなりの優良物件？
「何見てんの」
『見てません』
いやいや、井上くんはそういうんじゃないし。
第一私のこと女の子だって思ってないはず、……悲しいことに。
「どこで飯食う？」
『次の教室行く？』
「あー、うん、そこでいいか」
一限も、二限も、お昼も、三限も井上くんと一緒。
ん？もしかして井上くんのせいで彼氏ができない？
……なんて嘘です、私がモテないだけです、人のせいにしてごめんなさい。
「何変な顔してんの」
『してないよ！』
「ここシワ寄ってる」
自分じゃ見えないか、とぐりぐりと私の眉間を押す。
……キュン、じゃないね？
『痛い！痛いから！そこツボなんだよ？！』
「ほら変な顔」
『ねえ！』
ふん、井上くんを彼氏に、なんて選択肢私だって無いもんね。
やっぱり私達の関係はマブダチだ。
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檸檬(プロフ) - やっぱりアオさんが描く瑞稀くんが大好きです!! (2020年4月12日 13時) (
レス) id: 7f7d842168 (このIDを非表示/違反報告)
陽菜(プロフ) - とても面白いです(*^^*) 瑞稀くんメッチャかっこいい! (2019年11月9日 16時) (レス) id: 33e6fc8eff (このIDを非表示/違反報告)
Jin(プロフ) - 楽しく読ませてもらっています〜。そろそろみずきくんの本領発揮させてください！更新楽しみにしています。 (2019年11月8日 15時) (レス) id: b6ce9f7cb2 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ - すごい良いです！ユウピ担なんだけどみずっくんもれあくんもより好きなりました！頑張ってくださいね☆ (2019年11月6日 17時) (レス) id: 047315094b (このIDを非表示/違反報告)
涼音(プロフ) - すいませんこれみてたら、嶺亜くん落ちが見たくなってしまいました…ごめんなさい (2019年10月30日 17時) (レス) id: 8c6c513fbc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=blueao5&scr=novel/jeyuto01...
作成日時：2019年10月23日 0時
