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5-2. ページ10

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後ろで小さく笑う声が聞こえる。

そりゃ笑うよ。
私も自分で笑いそうだわ



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「じゃあ、かぼちゃ」


『かぼ………チャ、チャック』


「栗」


『リス』


「すいか!」


『カラス』


「スカート!」


『トーマス』


「す、……水筒!」


『臼』


「……スばっかり、」


『、(笑)』





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拗ねたみたいに口を尖らせるから思わず笑ってしまった。

この人、動物っぽいな。
……なんか犬?耳と尻尾が見える





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『そう言えば……どこのグループの方か聞いても良いですか?』


「え、あ、はい。キムミンギュと言います。SEVEN TEENってグループで、ラップを……」


『あぁ〜〜……SEVENTEEN!』


「ご存知ですか?」


『万歳してる曲なら聞いた事あります』


「あ、マンセ、(笑)」





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人数が多いグループだよね。これからはちゃんと見る様にしなきゃ……



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『今は確か……凄いナイスな曲歌ってますっけ?』


「あ、アジュナイスです(笑)」


『アジュナイス!(笑) すみません、先輩なのに』


「いやいや……あの、DariAさんですよね?」


『あ、はい。ご存知ですか?』


「そりゃ!MVも見ました!」


『え、あ、有難うございます』





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マジか…….私も帰ったらSEVENTEEN先輩の見てみよ




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「僕、SIXTEENも見たんです!」


『え。ホントですか?』


「はい!」






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嘘でしょ…….なんか申し訳ないな、

よし。帰ったら絶対SEVENTEEN先輩のMV見るぞ。
次会うか分かんないけど、一応勉強しとこ。




.






『ミンギュ氏』


「はい?」


『私も勉強してきます』


「(笑)」


『おすすめの曲とかあります?』


「全部おすすめです」


『……ミンギュ氏が1番好きな曲とか』


「最近は、simpleですかね」


『シンプル……』





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よし、覚えとこう。

忘れない様にしなきゃ。



.






『……あ、』


「……着きましたね」


『ですね……有難うございました』


「あっ、いえ。僕こそ」


『じゃあ……ちゃんと見ますね。アジュナイス』


「僕もメンバーに自慢します!」


『いや、なんの自慢にもならないでしょ、(汗)』


「それじゃあ!僕もちゃんと見ますね!ダリア氏!」


『あ、はいーー』


.



「あ!ミンギュヤ!お前どこ行ってたんだよ!」



.




どうやらメンバーの方が見えたらしくミンギュ氏はそそくさと帰って行った。


あ、私も行かなきゃ。オンニに怒られる




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作者名:Kaulu | 作成日時:2019年11月12日 10時

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