4-2. ページ8
.
4人だけのガッセに不思議に思ってるとジニョン氏がそっと教えてくれた。
.
「ヨンジェとジェクは後から来るよ」
「ジェボミヒョンは打ち合わせだって〜〜」
.
あ、じゃあ全員いるわけじゃないんだ。
ちょっと残念だ……どうせなら皆んなに会いたかったかも。忙しいのは百も承知だから仕方ないけどさ
.
「今寂しいって思った？」
『そうじゃなくて、居ないから不思議だっただけですよーー』
「ふーん……ホントはジェボミヒョンに会いたかったんじゃない？」
『はぁ……いつから私とジェボマはセットになったんですか？お？』
「え、Aってジェボミヒョンの事好きなん！？」
『なんでそうなるの』
.
いやベム、本当に意味がわからないし
思考回路おかしいよ君
.
「ヒョンを呼び捨て出来る年下ってAぐらいしか居ないんじゃない？」
「俺絶対無理。殺される」
『意外と大丈夫かもよ？』
「Aの大丈夫はいつも大丈夫じゃないから」
.
全然信頼されてないな私←
ちょっと呼び捨てするぐらいなら別に大丈夫だと思うけどなぁ。
ジェボマも昔みたいに怒らなくなったし
.
「なんでAって、ジェボミヒョンは呼び捨てなの？」
「それな！なんでなんで！？」
『え、何でだろう』
.
気づいた時にはもうタメ口だった気がするんだけど
よく覚えてないんだよね正直
.
『多分、年上って知らなかったんだと思う』
「でもどう見たって年上じゃない？ヒョン」
『そうなんだよね……』
「それもそれでちょっと失礼だろ、(笑)」
『でも、ジェボムに初めて会った時の私って、殆どの人にタメ口だったかも』
「そうなの！？」
『うん』
.
いや、もう本当によく覚えてないんだよね
超生意気なやつだったって周りから言われるから、多分そのせいだと思うんだけど。
社長にも言われたし
.
『生意気だったらしいよ。尖ってたし』
「えぇーー想像出来ない！」
『でしょ』
「だから学校遅れてんの？」
『そうそう(笑)』
.
もう笑い話だよホント。
尖ってたせいで高校行かない！とか言って
社長にめちゃめちゃ怒られたもん。
結局1年遅れて入学できたからよかったけど。
.
『今はいい思い出よ』
.
そんな事も、やっと笑って話せるようになったらしい。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 277人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「TWICE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Kaulu | 作成日時：2019年11月12日 10時
