プリンセスの憂鬱* (ページ27)

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結局ヒチョルさんが運転する事になり、みんなで車に乗り込んだ。

私の右隣にはボミさん。左隣にはソンジェさんが座っている。

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ヒ「ところで、海の見える丘って心当たりある人居る？」

ボ「海が見えるって言ったらオイド？」

ジ「あ～～オイド！」

ヒ「現実的に考えたらそうだよなぁ。でも俺は製作陣を信じてるから、ヘウンデ辺りに……」

ソ「それは遠すぎますってヒョン(笑)」

ヒ「いや、俺はスタッフを信じてるから……(笑)」

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ソウルから1番近い海って言ったらオイド。

だけど私もヘウンデ行きたいなぁ。
普通に観光したい……だってヒーリングバラエティーじゃん？

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ヒ「ダリア氏はどこだと思う？」

『あ、えっと……行きたいのはヘウンデが…(笑)』

ヒ「だよね？！」

『行けるなら行きたいですよ(笑)』

ボ「でもヒーリングバラエティーだからあり得るかもよ？」

『ですよね！』

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ヒ「お、ショッピングモールだ」

ジ「うわぁ～～デカっ」

ボ「お腹すきましたヒチョルニム～～」

ソ「そろそろお昼の時間ですよ～～」

ジ「僕朝ごはん食べてないです～～」

『私もです～～ヒチョルニム～～』

ヒ「なんか急に仲良くなってるんだけど……(笑)」

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結局車はショッピングモールに入って行きましたとさ。お腹すいて死にそうだったからよかった……

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ボ「ねぇ何食べる？」

『ボミさん～～炸醤麺かチキンか……でもプデチゲも美味しそうで、』

ボ「めっちゃ食べるじゃん(笑)」

『あにっ、一個しか食べませんよ？(笑) 迷ってて、』

ボ「じゃあ私もチキンと炸醤麺で迷ってるから2つ頼んで半分こする？」

『え！良いんですか！』

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ボミさんに有難うございますって言ったら、可愛い笑顔で「ケンチャナ」って言われた。

やっぱりApinkソンベニム……可愛いなぁ。

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ボ「あ、あとボミさんじゃなくて"オンニ"って呼んでよ。さん付けは堅いじゃん～～」

『……良いんですか？』

ボ「その代わり私も名前で呼ぶけど(笑)」

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ボミさん改めボミオンニ。

私の事はAって呼んでくれる事になりました。
やったね

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