とある忍たまのモブ生活？？？

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A「おぎゃー！！！」


タカ丸「助けて〜〜っっ！！！」


俺たちは現在、猛ダッシュで逃げています。


何故って？


それは......



タカ丸「Aが石蹴っ飛ばして、蜂の巣に当てるからー！！」


A「ほんとにごめん！！」


俺が歩いてて、ちょうどいい石を見つけたんだ。

それを蹴っ飛ばしたら、蜂の巣に当たってさ。


ご覧の通りよ。



A「うぎゃぁあ！！」


タカ丸「だれか〜〜〜っっ！！！」


とにかく走って走って、走りまくった。




A「はー、はー、おえぇ.....」


タカ丸「出る、いろいろ.....」


何とか撒いて、木に手を付いて息を整えた。


タカ丸「もう、疲れた.....」


タカ丸さんが、地面に座り込んだ時.....


ボコォ.....


タカ丸「え.....うわぁ！！」


A「のわっ！？」


穴に落ちた。

正確には、落ちそうになったタカ丸に足を掴まれて、一緒に落ちた。



A「痛ってぇ....」


タカ丸「いててて......」


A「なんで落とし穴......喜八郎....あいつそういえば、最近この辺で....」


タカ丸「落とし穴、掘ってたね.....」


A「くそが.....出ようぜ。さっさと、出て、帰ろ」


タカ丸「あ、うん.....」


なんで帰るだけなのに、こんな不運が......


何とかして穴を出た。


タカ丸「いて」


A「足捻った？」


タカ丸「うん、ちょっと.....」


A「見せて」


タカ丸「うん」


タカ丸さんの足を手当した。

軽い捻挫をしてた。


A「しゃーない。ほら」


カゴを前に背負って、タカ丸さんの前にしゃがんだ。


タカ丸「え？」


A「その足じゃ、山下んのは危険だ。乗って。タカ丸さんくらいなら余裕で抱えられる」


タカ丸「あ、ありがとう.....」


A「おっこらせ」


タカ丸さんを背負った。


A「よし！今度こそ帰宅だー！！」


タカ丸「おー！！」


そう叫んだ。


熊「グルゥア！！」


A「くーまー！！」


タカ丸「ちょ、にげてぇえぇええ！！！」


A「うぎゃぁああ！！！」




この不運、何時まで......




A、タカ丸「勘弁してくれえぇ！！／してえぇえ！！」

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