今日も今日とて推しが尊い！！

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夏休み明けまでに、怪我は無事治った。


っしゃー！学園行くぞーって言ったら、利吉さんなんて言ったと思う？


学園には手紙を出した。まだまだやることが残っていてな、私の手伝いをしてくれって。


なんなん？


お前、イケメンだからなんでも許されると思うなよ？？


手伝ってやってる、俺も俺だけどさぁ.....



A「いーーやーーだーーー！！！」


利吉「往生際が悪いぞ！！いいから行くんだ！！」


A「いいぃぃやぁあぁあぁあ！！！」


小屋の引き戸にしがみつき、叫び声を上げてる俺。


そして、俺の服をひっぱり、俺と引き戸を引き離そうとしている利吉さん。


なぜこんなカオス状況が出来上がっているかと言うと.....



利吉「君がタソガレドキに行きたがらないのはわかる！痛かったもんな！！だが、それとこれとは話が違う！！行くぞ！」


A「いやだぁああっ！！」


そう、タソガレドキ領に行くこととなりまして。

俺、あの一件から、タソガレドキまじトラウマなんよ。


おかしいよねぇ、タソガレドキ忍軍好きなんだけど。恐怖がすきを塗り替えたよ。


ははっ！


利吉「何があっても、私が君を守るから！」


A「わあ！イケメン！！ありがとうございます！でも嫌です！」


利吉「いい加減にしないと.....密会の話、みんなに言うぞ！！」


A「ひいい、それだけは勘弁！」


パッと手を離した。


利吉「うわっ！」


急に離されたので、利吉さんが吹っ飛んだ。


A「あはっ、ごめんさーい！」


利吉「泣かすよ？」


A「ごめんなさい」


利吉「まったく、ほら！行くよ」


A「はーい」


トコトコと利吉さんについて行った。

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