今日も今日とて推しが尊い！！

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────「先輩！！」


────「A！！目を覚まして！お願い！」


────「いや！いやよ....なんで、そんな.....A、死んじゃいやよ！！」


小さな後輩と、母さんだ.....


────「A、頼む、起きてくれ....A、A！！」


父さんだ.....


これ、なんの夢.....？


あ、俺がいる。



寝てる。



違う、俺は死んだのか......


A「父さん、母さん....みんな、ごめんな....」


抱きしめたくても、俺はもう触れられない。



A「さみしいなぁ......」






A「っ〜〜〜っっ！！はっっ！！！」


勢いよく布団から起き上がった。


A「はぁ、はぁー....ゆ、め......」


怖かった。


A「っ、くっ....っ、ふ.....」


勝手に涙が溢れてきた。


せめて、一言言っておきたかったな.....



土井「A、だいじょ.....A！！どうした！？」


A「どい、せんせ.....わかんない、なんか、なみだがとまらない.....」


土井「寂しかったのか....大丈夫だ。お前はひとりじゃない。大丈夫、大丈夫」


そっと俺を抱きしめ、背中を撫でてくれた。



A「っ、えへへ.....」


土井「もう大丈夫だからな」


そう言って、俺を布団に寝かせてくれた。


A「ね、土井先生」


土井「ん？」


A「俺が寝るまで、いかないで.....」


きゅっと裾を握った。


土井「大丈夫、どこにも行かないよ」


土井先生は、俺のお腹をトントンと優しく叩いた。


土井「〜〜、〜〜〜.....」


小さな歌が聞こえた。


心地いい、優しい声.....



A「っ、ん.....」



すぅすぅと寝息を立て始めた。


土井「おやすみ。いい夢を.....」



土井先生は、一日Aのそばに居たそうな.....

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