今日も今日とて推しが尊い！！

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A「っ、ぐ.....」


ズキズキと腕の古傷が痛んだ。


刀を握りながら、腕を押えた。


こいつ、俺の怪我したところばかり狙う。



高坂「随分痛みに弱いんだな」


A「ははっ、子供なんで」


現代っ子の男って、めっちゃ痛みに弱いんよ。


A「チッ.....」


また、風車の大量発注しなくては.....



A「はっ！ふっ！」


懐から、次々と風車を出し、高坂さんに打った。



高坂「くっ！」


それに怯んだのか、煙玉を投げて、逃げた。



A「っ、はぁぁ......痛ったぁ.....」


ズルズルと木によりかかりながら、座った。


A「やべ、完治したと思ったのになぁ.....」


腕から血が出てる。

他にも、足とか、顔から。


自覚したら、めちゃくちゃ痛てぇ.....




土井「A！！」


A「！....どい、せんせえぇっ！！」


先陣切って走ってた土井先生を見た瞬間、涙が溢れ出した。


土井「アイツにやられたか.....大丈夫か？」


A「いたい、いたいぃっ！うわぁあっ！」


土井「涙と鼻水で、べしょべしょだな」


A「うぅ〜〜〜っっ！！」


先輩のプライドとかどうでもいい。

痛い、めっちゃ痛い。



土井「ははっ、よく頑張ったな」


A「う"ん".....」


土井先生に背負われ、園田村へ向かった。



土井先生の背中があまりにも心地よくて、爆睡したのはまた別の話。

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