同じクラスにはモテ男共がいる さん！

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A「そういやさ、八左ヱ門は？」


三郎「はぁ......知らん」


三郎のその顔は、マジで知らない顔だな。


この広いところでの迷子はやばい。


A「電話かけるか......」


スマホを取りだして、電話をかけようとした。


竹谷「あ、いたー！Aー、三郎ー！」


A「え".....」


三郎「は......？」


雷蔵「わあ」


八左ヱ門が手を振りながらこちらへ向かってきてる。


それはまだいい。


問題は格好だ。


体のあちこちの紅葉はまだいい。だが、虫がいる。


至る所に虫がいる。


A、三郎「ぎゃぁあぁああ！！！こっち来んなー！！！」


それを見た瞬間、俺たちは叫んで逃げた。


俺はそうだが、三郎も虫はダメらしい。


竹谷「えー、なんで逃げるんだよー！」


A「来んな！まじで、お前！！」


三郎「来んな！！その虫捨ててこい！！！」


竹谷「えー！取り敢えず止まれって！」


A、三郎「嫌に決まってんだろ！！！」



兵助「なにやってんの、あの三人」


尾浜「ウケるんだけど」


雷蔵「二人、虫ダメみたい。八左ヱ門の格好見て、逃げてる」


兵助「あれは、虫がダメじゃなくても無理だと思う」


それくらい、八左ヱ門のあちこちに虫が引っ付いていた。


尾浜「もうそろお昼だし、広場でお弁当食べようか」


雷蔵「だね」


兵助「お腹すいたのだ」



ギャイギャイ騒いでる三人を放置して、ご飯の話をした。

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