同じクラスにはモテ男共がいる さん！

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写真を撮り終え、屋上庭園を少し見て回って、下に降りた。


さて、ここからは雷蔵の時間だ。


A「雷蔵は、どこ行くん？」


雷蔵「本屋さん行きたいんだ。いいかな？」


A「いーよ」


雷蔵「ありがとう」


A「.......」


ぎゅっと手を繋がれた。


ほんと、ここ学園から離れててよかった。

友人に見られたら、不登校になる。


恥ずかしすぎて。


まあもう既に恥ずかいしんですけどね？


なんでかって？


A「.......」


雷蔵「なぁに？」


A「別に」


こいつは周りの視線に気づいてねぇのか？


すっげぇ見られてんぞ？


雷蔵「？(なんか恥ずかしがってる.....)」


A「......」


雷蔵「(かわいい)」


A「ひぇっ！？」


ぎゅっと突然抱きしめられた。


A「な、なにっ！！」


雷蔵「かわいいなーって」


A「いいから！！早く行こうぜ！！」


顔が赤くなってるのがわかる。


恥ずかしい。


雷蔵「行こ？」


A「おう」


再度手を繋がれ、再び歩き始めた。



つか、俺が抱きしめられた瞬間、少しだけど歓声が上がった気がする。


それが悲鳴なのか、喜びの声なのかは分からない。



でも出来れば恥ずかしいからやめて欲しいかな。

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