同じクラスにはモテ男共がいる に！

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A「いただきます」


母「召し上がれ」


父さんから貰ったゼリーを食べ、少し寝てたら、母さんが帰ってきてた。


父さん今、洗い物中。


母さんのお粥、めっちゃ美味い。


母「今度からは、無理しないように。長距離走なら、見学しなさい」


A「はい、ごめんなさい」


身をもって知りました。


まさかゲロるとは思わなかったし、胃腸炎にもなってるとは思わなかったわ。


辛い。


母「それ食べ終えて、薬飲んだら寝なさい」


A「はーい」


お粥を食べ終え、薬を飲んだ。


A「おやすみ、母さん」


母「おやすみ、A」


母さんが、俺のおでこにキスを落とした。



母さんからの愛情。


楓や、みんなからの愛情。



二つは全然違うと思う。



母さんからの愛情は安心するし、みんなからの愛情はハラハラするし、変にドキドキする。


だから、俺の寿命が縮まる。


辛い。



けど、嫌な気はしないんだ。


嬉しいような、恥ずかしいような......



そんなふたつの気持ち。


A「ま、いつか答えてやってもいいか」


アイツらの愛情に対して、な......


A「ふぁ......寝よ」


モゾモゾと布団に潜り、意識を落とした。




愛されるのも悪くねぇな。そう思いながら.......

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