同じクラスにはモテ男共がいる

バイト先に奴らが来た ページ16

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学校も終わり、一度家に帰って、バイト先に向かった。


A「ちゃーす」


店長「はーいこんにちはー」


俺のバ先は、コンビニです。

家から十分くらいで着くコンビニ。


人あんま来ないし、時給高いし、神よね。


食満「こんにちはー.....ああ、A」


A「食満先輩.....あんた、ここバイトだったんだ」


ここに務めて二年。初めて知ったんだけど。


食満「いや、俺も三年に上がってから始めたばっかだから、お前のが先輩」


A「年上の後輩気まずいです」


しかもそれが、三年生で人気者となると、さらにな。


食満「ははっ、まあよろしく頼むよ」


A「！」


ぽんぽんと頭を撫でられた。


なんだろう。

すごい、お兄ちゃんみたいだ......


嫌な感じは、ないな.....


店長「じゃ、今日も頼んだよ」


A「うぃーす」


食満「はい！」


商品の品出しや、掃除の仕方を食満先輩に教えながら、全て終わらした。


A「あとは接客やるだけなんで」


食満「おう！ありがとうな！あと一つ、聞いていいか？」


A「？」


食満「顔の傷どうしたんだ？」


A「あー、あれっすよ。王様ドッヂを体育でやったんですけど、顔面ボールして.....」


まだ頭も痛いし、顔も痛い。


食満「バイト休まなくて平気だったのか？」


A「まあ、大したものじゃないんで」


食満「そうか。無理するなよ？」


A「！へへっ、はいっ」


やっぱ、頭撫でられるのいいな。

食満先輩の手、すげぇ落ち着く。


A「先輩、兄弟います？」


食満「ああ。上に二人、兄がいる」


A「えっ！？末っ子！？！？うっそぉ.....」


意外すぎる。

今年一番驚いたんだけど。


食満「ははっ、そう言って貰えて嬉しいよ」




兄貴肌って、こういう人のことを言うんだなぁ......

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