ボッチくんの奮闘 四

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平「か、く、ぅ.......」


田村「滝っ！」


綾部「っ......」


タカ丸「っ、く.......」


浜「っ、う........」


城に連れ去られた俺たちは、痛めつけられてた。


特に、滝夜叉丸が。


滝夜叉丸は、学年一位の成績を持つ。

だから、見せしめに殺すなら.......


平「っ、ﾋｭｯ......」


忍者「早く吐け。桃色の髪の毛のやつはどこだ」


平「っ、誰が言うか.....なぜそんなに、そいつに拘るっ！」


忍者「あいつは、色んなやつに愛されてる。そいつを殺せば、忍術学園も......」


堕ちる、か.......


Aは確かに愛されてる。

みんな、Aが好きだ。


俺だって、Aが大切で、大好きだ。


だったら尚更、言うわけないだろ！！


忍者「じゃあもういい。お前の首を学園に持っていこう」


平「っ！！」


綾部「滝夜叉丸っ！！」


腕を縛りあげられ、地面に寝かされた。


タカ丸「やめて！！！たき、滝夜叉丸！！」


田村「離せ！！」


浜「滝夜叉丸ーーっ！！！！」


嫌だ。

失いたくない。


また俺は、何も出来ないのか.....


はやく、A、来てくれ......


滝夜叉丸や皆を、助けてくれ.......




もう、また失うのは......



浜「嫌なんだ.......」




A、助けて、くれ.......

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