ボッチくんの奮闘 四

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きり丸「え、なんで......？」


畑仕事をおおかた終えて、A先輩のいる家に戻った。


そしたら....


A「んにゅ.......」


平「くぅ......」


綾部「だぁい、せぇ、こぉ......」


田村「ゆりこぉ......」


浜「すかーー.......」


タカ丸「んん、ふぅ......」


赤ちゃん「あぅ、ふすぅ......」


きり丸「なんで、いんだろ........」


A先輩が赤ちゃんを抱っこして、その周りにほかの四年生がいる。


きり丸「昼寝、か......」


ちょっとだけ、A先輩といられるのが羨ましい。


俺も寝たいけど、もうすぐご両親が帰ってくる。


申し訳ないけど、起こそう。


きり丸「A先輩、起きてください」


A「ん、ん......きりまる、く......あ、ごめん、寝ちゃってた！」


きり丸「いえ、でももうすぐご両親が帰ってくるので」


A「うん。ありがとう。きり丸くんもお疲れ様」


ぽんぽんと、頭を撫でた。


きり丸「！いぇ......」


A「みんな、起きて」


順番にみんなを起こし、両親に赤ちゃんを渡した。


きり丸「そういえば、何でいるんですか？」


平「実はな.......」


滝くんが訳を話した。


きり丸「ほぇ、四年生って意外と仲良いんすね」


綾部「意外とじゃないよ。仲良しなの」


きり丸「ははっ、そうっすね。それより、僕お腹すきました」


A「早く帰ってご飯を食べようか」


浜「おー！！」



なれないことして疲れたけど、たまにはいいなって思った。

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