ボッチくんの奮闘

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平「おはよう、A」


A「おお、おは、おはよ、おはよう、ござ、いますっ.....」


ズザザッ！と、土下座をして挨拶した。


平「ああ、おはよう」


平さんも土下座をしてあいさつしてくれた。


綾部「ちょっと、二人してなにしてんの」


A「あ、あいさつを......」


平「Aの真似をした方がいいかと」


綾部「はぁ〜.....Aはともかく、滝夜叉丸は馬鹿なの？」


平「馬鹿とはなんだ！馬鹿とは！！私は至って真面目だ！！」


綾部「そ。ほらA、顔上げて」


A「あい.....」


綾部「A」


A「？」


綾部「これから、よろしく」


A「よ、よよ、よろしくお願いしますっ！」


平「私も、よろしくな」


A「よ、よろしくお願いしますっ！」


いい人たちだ......


この人達なら、大丈夫な気がする.......


広大「はよ」


綾部「おはよーございまーす」


平「おはようございます」


A「おはっ、ようございます......」


広大「ん、ちゃんと来れたな。偉い偉い」


よしよしと僕の頭を撫でてくれた。


A「！ん......」


平「！わらっ.....」


綾部「おやまあ」


笑ったAの顔を見て、二人ほど堕ちたことをAはまだ知らない。



そして、着々と苦労人の道へ足を進めてる喜八郎もまだそのことに気づいてないのであった。

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