俺は兄離れができない！！！！

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けど、実力はそう及ばなかった。


A「はぁ、はぁーっ......バラけちったな....」


五人を倒したところで、増援が来て、いよいよ絶体絶命になった。


俺たちは、煙玉を投げ逃げたが、みんなバラバラになってしまった。


時間稼ぎで、まさか日が暮れるとは......


三之助たち、姫様を届けられたかな......


夜は分が悪いぞ.....

ただでさえ強いプロ忍が、さらに強くなる。


A「っ、いってぇな......」


ズキリと痛んだ左腕を押さえた。


左腕も痛いし、切られたほっぺも痛い。


数馬「！いた、A！！」


A「！数馬......」


ボロボロの数馬が、俺の元へ来た。


数馬「！A、危ないっ！」


A「うおっ！」


俺と数馬の間に、手裏剣が飛んできた。


A「数馬、お前先に学園帰れ」


数馬「え？」


A「俺が時間を稼ぐ。応援を呼んでくれ」


数馬「！わかった。生きて、帰ってきてね」


A「んなの.....」


ヒュンッと苦無を構えた。


A「分かってるっつーの！！」


俺は、忍者に向かっていった。


数馬「急ごう......」



きっと、みんなも心配してる！！




僕は、学園へ向かって必死に走った。



Aたちを、早く助けるんだ！！

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