俺は兄離れができない！！！

孫兵とガチ喧嘩？ ページ26

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次屋「おやおや？」


作兵衛「うーん？」


左門「？？」


数馬「んー？」


藤内「ん？」


三年ろ組と三年は組は首を傾げた。


本日の実技、合同実技である。

クラスごとのペアで、武器アリの組手をするだけなのだが.....


孫兵「.......」


A「いって.......」


いつも全勝してる三年い組が、ボコボコにされていたのだ。


数馬「二人とも、今日調子悪いのかな」


藤内「だとしても、全敗はないでしょ？」


次屋「なんか、噛み合ってないよな」


そう。

今日の三年い組は、なんか噛み合っていない。

以心伝心、お互いの行動を見ながら動く二人は、今日は何かが違った。


作兵衛「どっちかが不調なのか？」


左門「だとしたら、孫兵だな」


数馬「孫兵？」


左門「ああ。いつもより動きが鈍い。なんか、変だ」


確かに、言われてみれば......


Aは、いつも通りだ。

けど、孫兵の動きがたしかに少し鈍い。


数馬「......ん？」


藤内「どうしたの？」


数馬「孫兵、左足庇ってない？」


次屋「！ほんとだ」


微かだけど、足を引き摺ってる。


怪我してるのか。


数馬「なんで、Aに言わないんだろう」


作兵衛「さあ？」



僕達は、丸くなって話をしていた。




その時......





「おい！！！」


三年ろは「！？！？」



Aが、声をはりあげた。

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