俺は兄離れができない！！！

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雑渡「毒慣らしの授業は、どうだった？」


A「あ？なんで知ってんの？？」


雑渡「数馬くんから聞いた」


数馬ぁあぁあっ！！

あいつ絶対、あとで叱る！！

忍術学園の話をこうもまあ、スラスラスラスラ話すんじゃねぇ！！


A「はぁ〜〜〜......」


雑渡「で？どうだったの？」


A「辛かったですよ。しばらく副作用に悩まされてましたし。でも今は、ほとんど慣れてます」


慣れるまでが大変だったなぁ......

胃が気持ち悪いし、食欲消えるし......


俺に至っては、食って吐いての繰り返しだったもんなぁ.....


マジきつかったよ？？


五条「その歳で毒慣らしするのか」


A「そうですね」


忍術学園の必修科目は、三年生から大きいものがある。


三年生は、言った通り『毒慣らし』

四年生は『殺人実習』

五年生は『房術』

六年生は『城をひとつ潰す』

たった六人でな。


その大きい実習で、人数が大幅に減る。

五年生の房術は、精神的にやられての方が多いけどな。


椎良「忍術学園は、厳しいんだな」


A「まあ、忍者になる為なんで」


反屋「ふーん？」


五条「じゃあお前は、それを終わらしたばっかなんだな」


A「おわっ！」


わしゃわしゃと頭を掻き回された。


A「ちょ、やめっ！！」


五条「大変なんだな。お疲れさん」


A「！......別に」



早く帰りてぇ......


撫でられるのが気持ちいとか思ってないぞ！！


断じて！！

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