とある忍たまは隠れていたい ４

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藤内「僕達も歌いたいね」


数馬「そうだね」


A「じゃあ、二人とも歌いますか？」


知ってる曲、何にしようかな.....


A「.....君と 笑ってたこと....独り思い出した....」


藤内、数馬「！....何故か 感情がただ....騒ぎ続けていた.....」


A「！」


これは、最近出た曲。

最近って言っても、多分一年前とか......

俺はなんかで知った曲。


悲しくて、なんか、不思議な気持ちになる曲。


A「これで良かったのか どこで間違えた この胸の熱が 冷めないのはなぜ.....浅い 浅い 悪夢なら 全て許せたのに.....」


数馬、藤内「さらり さらり 落ちてく 何もかもが全て.....何故か寂しくなる.....」


A「お上手ですね」


特に数馬先輩は、声がいいから上手く聞こえる。

数馬先輩の声、すごく優しいから。


藤内「でもやっぱり、Aの歌が一番好き」


数馬「僕も」


A「ありがとう、ございます......」


恥ずかしくて、恥ずかしくて.....

俺は、ふいっとそっぽを向いた。


数馬「ふふ、照れてる」


藤内「かわいい」


A「.....」


ぽんぽんと二人に撫でられた。


歌はすごいな。

人の心を動かして、涙を流させる。


A「歌の力って凄いですね」


藤内「うん」


数馬「そうだね」

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