とある忍たまは隠れていたい ４

お歌を歌う？ ページ16

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リクエスト！！



A「過去も 未来も 無くなれば 僕は 自由に 飛び出るかな 感情 ひとつ 消せるのなら 好きを消せば 楽になれるかな.....」


あの出来事から、数日。

俺は、人が来ない木陰で歌を歌っていた。


A「君の 耳を 目を 心を 通り抜けた もの全てを いつか 知ることが出来たなら 次は ちゃんと 君を......愛せるかな....」


なんの歌だっけな、これ.....

このフレーズだけ覚えてて....題名が思い出せない。


前世の幼い時、よく歌ってた気がする。


A「うーん」


なんの歌だろう。


数馬「相変わらず、歌が上手だね」


A「うわ！」


藤内「僕たちにもっと聞かせて？」


A「数馬先輩、藤内先輩.....」


木の後ろから出てきて、俺の隣に座った。


数馬「Aの声、僕大好きだよ」


A「！....しょうがないですね」


ここには、俺ら三人しか居ないから、歌うか。


A「.....求め探して 彷徨って やがて 道となり....幾千 幾万 幾億の英雄は往く いつか失い奪われて 消える運命でも それは忘れられることなく 此処に在る.....」


藤内「綺麗な歌だね.....」


A「僕が一番大好きな歌なんです」


数馬「Aは、静かな歌が好きなんだね」


A「ｺｸｯ.....なんか、懐かしい気持ちになるから」


数馬「そうだね」


とっても、暖かい気持ちになる。


数馬先輩は、そう言った。

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