愚者が三十七人 ページ39
ｓｉｄｅノーマン
その日の昼は、外が雨だったので鬼ごっこなどは諦めてハウスの中で遊んでいた。
僕は調べ物のために図書室にいる
ノ『偽り…誤魔化し…』
ﾊﾞﾝｯ!
エ「ノーーマーーン！！！」
レ「エマ…少しは声の音量落とせ」
顔を見なくても分かる、エマとレイが入ってきた
エ「あれ？ノーマン、Aは？」
ノ「Aは今下の子達に勉強教えてあげてるよ」
エ「こっちにいるかと思ってた！」
レ「それよりノーマン、お前にしちゃ珍しい本読んでんな」
レイの視線の先には軽く叩いたら崩れてしまいそうな本の山があった
その山には、植物図鑑から絵本､物語、論文などの様々なジャンルの本がある
エ「あ、これ！」
エマが僕のすぐ横に置いてあった写真付きの植物図鑑を手に取り、開いた
エ「うわ〜！懐かしい！昔読んでたな〜」
エマがキラキラした瞳でページをめくっているととあるページでその手を止めた
エ「そうそう、昔Aがね！この図鑑みてるときに、私にはオレンジ色の向日葵が似合うって言ってくれたの！」
レ「ぽいな」
エ「それでそれで！Aには”鬼灯“が似合うねって言ったら、A凄く嬉しそうだったんだよ！」
ノ「！！」
エマが「ほら！」といいながら図鑑を見せてくる
レ「おいエマ、鬼灯の花言葉知ってんのか？」
エ「え？知らないけど」
レ「ハァー、お前な〜！」
ノ「鬼灯の花言葉はねｰｰｰ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
エ「ど、どうしよう…！Aに謝ってこないと！」
レ「あいつのことだから多分その場で気付いてるぞ」
エ「そうだよね〜…」
ノ「……エマ、レイ」
二人が僕の方を向く
エ「どうしたの？ノーマン」
ノ「実は………」
レ「なんだよ、もったいぶってないで言えよ」
ノ「…ごめん、また今度ちゃんと話す」
エ「ノーマン？」
僕は早足でその場から立ち去った
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
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革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
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千椛(プロフ) - 更新楽しみに待ってます！ (2022年7月10日 17時) (
レス) @page45 id: 5a2d0a48cd (このIDを非表示/違反報告)
たおる - 面白くて一気見しました！！自分的には1番が良いなと思います。どんな結末でも面白そうです笑続き楽しみにしています！更新頑張ってください(^^) (2022年5月2日 0時) (レス) id: b7d6e0178a (このIDを非表示/違反報告)
nsc520mrt(プロフ) - 私的には一番...ですかね...。無理だったら全然ほかのものでもいいんですけど... (2022年4月23日 15時) (レス) @page42 id: b68ee5d058 (このIDを非表示/違反報告)
:ケイト(プロフ) - 楸 弓さん» ご回答ありがとうございます<(_ _)>参考にさせていただきます。 (2021年11月23日 0時) (レス) id: e984eb0bb4 (このIDを非表示/違反報告)
楸 弓(プロフ) - 1もいいですが2でしょうか……出荷に見せかけて生き残り、後に再開なんていうのもいいと思います。 (2021年11月22日 10時) (レス) @page43 id: 885d858263 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2021年8月16日 0時
