白き愚者は蒼穹に嗤う

愚者が二十四人 ページ26

エマ達がお手伝いを頼まれてから3日が経った。

この日は俺も手伝った

ド「にしてもうぜぇな、これで3日目！
食料庫の整理、予備リネンの点検、空き部屋の片付け！」

ドンが戸棚を整理しながら言った

「なんかあるんじゃなーい？」

ド「なんかってなんだよ？」

「さぁーね」

するとドンが手を止めて話しているエマ・レイ・ノーマンに目を向ける

ド「おい！サボるなよ、3人！」








その日の夜、ついにママからお手伝いの終了が告げられた。




ｰ次の日ｰ

朝食が終わると、ママはテストルームに移動しようとする俺らを引き留めた

マ「実は今日、皆に紹介したい人がいるの」

マ「新しい妹、キャロルよ」

マ「そしてシスター・クローネ、ママのお手伝いに来てもらったの。さぁ、シスター・クローネ」

エ・レ・ノ「！！」


シ「はい、今日からここで一緒に暮らします、どうぞよろしく。」

挨拶が終わるとすぐにママは言った

「さぁ、皆！テストルームに移動して」





ｰ夜ｰ(sideノーマン)

シスターが来た初日も終わりに近づく

マ「ごちそうさまでした」

皆「ごちそうさまでした！」

夕食が終わると、エマは赤ちゃんたちの世話、Aはママに呼び出しを受けてしまったので
僕とレイの2人は皿洗いをしながら今日のことについて話していた

今日の自由時間の作成会議は物事が進展しそうな内容だった。

そこでは
・発信器の在処
・キャロルとシスターがどこからきたのか。
・食用児の供給拠点はどこか。
・ママとは別の大人がいる
・鬼の中で人間の大人はどのような扱いを受けているのか
・何よりママのやり口がおかしい

などのことを話した

ノ「なじんでるね」

レ「あぁ、なじんでる」

そこには笑顔で子供に囲まれているシスターがいた

レ「発信機は勿論、“全員連れ出す方法”も考えねぇとな…」

ノ「うん」

愚者が二十五人→←愚者が二十三人

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