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目が覚め、父に聞いた。
逮捕者が五人、死亡者が三人だと言うことを。
エマの葬儀のため、身体中包帯だらけだが、制服を着て私は佐野家へ向かった。
鎮痛剤も飲んでいるし、治療もちゃんと施されているため、昨日ほど辛くはない。
輸血の量を聞いた時は驚いたが。
｢マイキー、｣
エマの葬儀が着々と進められている時、棺の前に座ってるマイキーに声をかけた。
ﾏｲｷｰ｢A、大丈夫か｣
｢うん、輸血してもらったし、今は大丈夫。
エマの顔、見ていい？｣
ﾏｲｷｰ｢あぁ、見てやってくれ。｣
私は棺の小さな窓を開ける。
そこには綺麗なエマがいて。
涙が溢れる。
ごめんね、
痛かったよね、
辛かったよね、
親友だったエマと、
もう話せない。
エマは、
エマだけは巻き込んではいけなかった。
なのに。
止まらない涙。
私は窓を閉めて座り込んだ。
エマが殺された時の事は聞いた。
マイキーもドラケンも、どれだけ辛かっただろうか。
タケミっちも助けれたはずなのに、と思っているはずだ。
場地｢マイキー、爺さんが呼んでる.......
A、来てたのか｣
｢圭介、｣
場地｢おま、その怪我大丈夫かよ｣
｢大丈夫だよ、｣
左腕が俺、肋骨も何本か折れている。
幸い、足が折れていないため歩けてはいるが。
ﾏｲｷｰ｢場地、ここは頼んだ。
エマを一人にしないでくれ｣
場地｢あぁ、わかった｣
マイキーはただ静かに部屋を出ていく。
支えが、無くなっていく。
｢圭介、マイキー、大丈夫かな｣
場地｢.......わかんねぇ｣
様子がいつもと違うことは圭介もわかっている。
長く、マイキーとエマと共に過ごしてきたから。
場地｢俺が動けていたら、
こんなことにならなかったかもしれねぇ｣
｢たられば言ったらキリないよ。｣
場地｢たられ.....？｣
｢していたら、〜していれば
事実と異なる仮定の話。｣
場地｢あぁ、なるほど｣
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美海(プロフ) - れなさん» ありがとうございます！完結は必ずしますのでよろしくお願いします！ (2023年2月22日 7時) (
レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - なゆゆんさん» そう言ってもらえて嬉しいです🥹更新ゆっくりですが楽しみにしててください！ (2023年2月22日 7時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - すごく、すごくすごく大好きです。色々と考えさせられる本当に素敵な作品だなと思いました。それに文才が天才すぎます、、時間ある時にまた更新していただけると嬉しいです。完結までついていかせてください。 (2023年2月10日 12時) (レス) id: 5c55cc0d78 (このIDを非表示/違反報告)
なゆゆん - クロスオーバーってだけでも難しいのにどれもめちゃくちゃ面白いです！どんぐりつけ麺ってドラケンが言ったのめっちゃシュールすぎて笑えました！！ 更新すっごい楽しみーーー！！ (2023年1月29日 17時) (レス) @page34 id: 2f071b2218 (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - ふゆなさん» ありがとうございます！ (2022年12月8日 20時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美海
| 作成日時：2022年11月29日 22時
