. 前世は鬼殺隊、その記憶ございます。２

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夏休みが明け、二学期となった。


ネックレスは家に置いている。


9月の中旬。


文化祭の出し物を決めている時に隣の席の友達が話しかけてきた。


友達｢ねぇねぇ、聞いた？｣


｢なにが？｣


友達｢一年生の女の子が煉獄先生にここ最近ずっと引っ付いてるって話。｣


｢へぇ、そうなんだ｣


友達｢そ！
始業式の時に告白したらしいんだけど断られたみたいで。
そこからずっと付きまとってるってさ。
放課後も社会科の準備室に居たらずっと来るから先生最近職員室にいるらしいよ｣


｢へぇ〜｣


友達｢あれ、あんまり興味ない？｣


｢いや、逆になんで私が興味あるの｣


友達｢煉獄先生と仲良いじゃん。｣


｢仲良いけどさ｣


私はふぁあと欠伸をする。


ｸﾗｽﾒｲﾄ｢ちょっとー！そこの二人！話してないで一緒に決めてよ？！｣


｢はいはーい
てか炭治郎がいるんだから屋台とかで料理出すのが一番じゃない？｣


友達｢定食屋の息子だっているんだから
火加減と味付けは完璧じゃん｣


ｸﾗｽﾒｲﾄ｢おー、確かに！｣


竃門｢俺は別になんでもいいぞ〜｣


提案したし、と友達を見る。


友達｢でもまぁ気をつけなよ？
あの一年生ちょっと変わってるから｣


｢変わってるって？｣


友達｢後輩から聞いた話だと、煉獄先生にわからない所を聞いているだけなのに妬んで裏で女の子に平手打ちしたりとかしてるらしいよ。｣


｢えぇ、それ最悪
それ煉獄先生知らないの？｣


友達｢知ってるよ、先生達も何回か怒ってるみたいだけど聞かないらしくて｣


｢へぇ｣


まぁ学校ではあまり話してないし大丈夫だとは思うんだけどなぁ。


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