. 前世が鬼殺隊？そんな記憶ございません【煉獄杏寿郎】

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男女混合リレー


私はアンカーで。


走るのは得意だからいいが隣のレーンがあの金髪野郎だなんて聞いてない！！


我妻｢よろしくね〜Aちゃん｣


｢うっさい金髪。｣


私は屈伸をして走ってくるクラスメイトを見る。


今は一位。


陸上部で固めているからそりゃそうか。


次のクラスからも少し離れている。


ｸﾗｽﾒｲﾄ｢A！あとは任せたよ！！｣


｢あいよ！！｣


バトンを受け取って私はゴールに向かって走り出す。


約二百メートル。


コース二週だ。


楽勝じゃん


いつもの様に本気で走っていると後ろから足音が聞こえて。


様子を見るため振り返ると金髪野郎が本気で走ってきて。


最後のクラスだったのにもう真後ろにいる。


｢っ！！あんたにだけは、

負けないんだから！！！｣


次の日確実に筋肉痛になるだろうな、


と思う程本気で走って。


隣に金髪野郎が並ぼうとした時にゴールの紐に体を預けた。


途端金髪野郎が足を絡ませて転んでしまって隣に居た私を巻き込んで倒れ込んだ。


｢いったぁ！！｣


男子生徒一人が被さるのは重い。


我妻｢わぁ！！ごめん！！｣


すぐに退いてくれたが私の白い体操服は茶色くなって。


｢も〜、最悪〜｣


土を叩き落として一位が座る所に尻を下ろす。


我妻｢ごめんね、本当に｣


｢謝るぐらいなら喋りかけてこないで｣


こいつに勝てたからまぁいいけど。


私は大喜びしているクラスのテントの方にピースをし笑った。


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