. 前世が鬼殺隊？そんな記憶ございません【煉獄杏寿郎】

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童にぃを私がガッチリと掴んでいると煉獄先生のお連れさんがあ。と声を上げて。


甘露寺｢も、もしかして.....｣


胡蝶｢文化祭まで来るなんて余程暇なんですね、｣


童磨｢ひっどい言い方〜、
俺は可愛い可愛いAを見に来ただけ〜

ダチも来たいって言ったし｣


そのお友達は座って待ってらっしゃるけどね。


伊黒｢なぜ上弦がノコノコとここに｣


童磨｢別に今は人間だし。｣


話し方からしてこの人たちも鬼殺隊と言うものなのだろう。


伊黒｢そして何故Aは腕に抱きついている、抱きつくのなら煉獄だろう｣


ネチネチと話すこの人は誰だろうか。


見た目からして大学生。


煉獄｢よもや！俺は先生だ、伊黒！｣


｢煉獄先生って一人称俺なんですか？！
ずっと私だと思ってた.....｣


煉獄｢あ、｣


生徒の前では私って言ってたんだなぁ


その間に蝶の髪飾りを付けた人がネチネチさんと女の人に何かを言っていて。


ｸﾗｽﾒｲﾄ｢はい、Aのお兄さんの焼きそばお待ちー！｣


童磨｢お、やっと来た〜、
Aも食べる？｣


｢んー、私りんご飴食べたい、買ってきて！｣


童磨｢隣なんだから自分で買ってきなよ、｣


｢休憩の時じゃないからお金もってないの〜、｣


お願い〜、と童にぃの顔を覗き込む。


童磨｢仕方ないなぁ｣


｢やった！童にぃ大好き！｣


ｸﾗｽﾒｲﾄ｢徳田、サボりは許さねぇぞ！！｣


｢童にぃとその友達連れてきたんだからいいじゃん！
それにサボってないから〜！｣


童にぃは座り込んでいた友達に焼きそばを渡して。


私は腕を離して買いに行く童にぃを見た。


煉獄｢仲がいいんだな！｣


｢そりゃあ兄のような存在ですし、

隠していたこと全て話してもらいましたから｣


宇髄｢おいお、それってもしかして｣


｢はい、彼と戦って死んで喰われた、と。｣


胡蝶｢それなのによく仲良くできますね｣


｢だって私の従兄弟のお兄ちゃんですもの。

昔は昔、今は今。
そうでしょう？｣


何も咎めなくていい、


咎める必要などない。


｢私と変わらず仲良くしたいから隠していた、

私は無理やり聞きだしたのだから今まで通りに接しなければならない。
まぁ無理やり聞かなくても今まで通り接するつもりだったんですけどね｣


私のたった一人のお兄ちゃんなのだから。


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