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「ねぇ」


四人でご飯を囲んでいる時に私は口を開いた。


持っていたお箸を机に置いてお母さん、お父さんを見る。


母「どうしたの?」


「今日一緒に遊びに行った子、
前世の記憶がある子なの。

栗花落カナヲちゃん。
その子に前世のこと、鬼殺隊のことを聞いてきた。」


そう言うと隣に座る童にぃは目を見開いて。


童磨「俺のこと、聞いたの?」


「鬼だったんでしょ?
でも童にぃらしいなって思った。」


父「それだけか?聞いたことは」


「そうだけど.....
お父さんもお母さんも記憶あるんでしょ?なんで話してくれなかったの?」


母「記憶がなければ前世なんて話、馬鹿げてるとしか思わないじゃない?
それに鬼を斬っていただなんて伝えたくなかったもの。」


「まぁそうだろうけどさぁ〜
話してくれない方が嫌だし

もう隠していることは無い?特に童にぃ!」


そう聞くと驚きながらもパッと笑顔になる童にぃ。


童磨「ないよないよ!」


ほんとにぃ?と顔を覗き込むといつもの笑顔でないから!とニッコリと笑って。


「ならいいや」


私はお箸を持ってご飯を食べる。


別に童にぃが鬼だったとか聞いてもなんとも思わないのに。


お母さん達は何を隠したかったのだろうか。


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中1のシスコンおねーさん - チョット今更何デスケドとりあえずブルースターすごいですね!!おめでとうございます。あと、この作品面白いですね!!面白すぎて中学の参考書やってないっすよ← (2020年4月2日 22時) (レス) id: 28236963a5 (このIDを非表示/違反報告)
にゃう - 鬼滅の小説探してたら、タイトルにめっちゃひかれた( ´ ▽ ` )そしたらめちゃくちゃ面白かった!!シリーズ全部読んできたよ!美海☆様神かよ!!!て思った!!! (2020年3月30日 14時) (レス) id: 0166b3d8d2 (このIDを非表示/違反報告)
明石蓮(プロフ) - 初見失礼します。この作品好きです!更新頑張ってください! (2020年2月17日 22時) (レス) id: 47f87a13db (このIDを非表示/違反報告)
抹茶タピオカ2号(プロフ) - うギャー記憶が、戻った━良かった( ´-ω-) (2020年2月17日 10時) (レス) id: 48661705e7 (このIDを非表示/違反報告)
三毛猫 - 記憶が戻った!このあとが楽しみです (2020年2月17日 6時) (レス) id: 717af831f6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美海 | 作成日時:2020年2月13日 18時

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