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無一郎に車椅子を押してもらい、A組へと向かう。
時透｢本当に行くの？｣
｢行くの。｣
無一郎はえぇ、と言いながらもずっと押してくれて。
今はホームルームの時間だろう。
教室の前につくと声が聞こえてくる。
私がドアを開け、無一郎が車椅子を押してくれる。
相澤｢！！徳田.....｣
｢お久しぶりです、って言っても私からすれば一昨日ぐらいなんですけどね｣
小さく笑う。
無一郎が皆が見えるように車椅子を止めてくれて。
｢ありがとう、無一郎｣
時透｢別にいいよ、｣
私は右手で無一郎の頭を撫でてから皆を見る。
｢心配かけてごめんね、皆｣
麗日｢ホントだよォ！！｣
峰田｢よく生きていたな！！！｣
飯田｢本当によかった！！！｣
私はニッコリと笑ってから勝己と出久を見る。
爆豪｢ふざけんな、知らねぇところで死ぬのは許さねぇ｣
緑谷｢よかった、
生きていて｣
私はニッコリと笑って相澤先生を見る。
｢先生、お話なさりましたか？｣
相澤｢いや、これから言おうと思っていたことだ。｣
｢私から言います｣
私は皆を見てから一息置く。
｢私、雄英高校を退学したの。
もう雄英生じゃない。
寮の荷物ももうすぐ撤去されるわ。
皆と数ヶ月この学び舎で学べてよかった。
ありがとう｣
ニッコリと笑うと皆、は？と声を漏らして。
蛙吹｢なんでか教えてくれる......？｣
｢鬼もいなくなった、
ヒーローにはならない。
雄英高校にいる必要はないの。｣
爆豪｢お前、ふざけるのは大概にしろよ！！！
鬼がいなくなったらヒーロー目指せや！！｣
｢皆はこの体でヒーローになれると思ってる？
もう激しい運動は出来ない。
立つことさえ難しいと言われているの。
それなのにどうやってヒーローになれと言うのっゴホッゴホッ｣
私は咳き込み、胸を抑える。
時透｢無茶しちゃダメだよ、A｣
無一郎が水をくれる。
｢ありがとう、｣
ペットボトルから水を一口飲む。
少し心を落ち着かせ、また勝己を見る。
爆豪｢お前が、
お前が俺らの前を歩かないでどうすんだよ！！！｣
｢だったら勝己は出来る？
激しい運動をしてはいけない中誰かを助けて、
動かない右足を動かして、
個性が使えないのにどうやって人を助けろと言うの？｣
時透｢まって、どういうこと？
個性が使えないって、｣
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オタクだお！ - 続編楽しみにしてます(* ´ ▽ ` *) (2020年2月6日 20時) (
レス) id: 48661705e7 (このIDを非表示/違反報告)
みけねこ - 気になる、楽しみです (2020年2月6日 19時) (レス) id: 717af831f6 (このIDを非表示/違反報告)
みけねこ - あー面白すぎる！まだ終わりませんよね？続き楽しみです。 (2020年2月5日 6時) (レス) id: 717af831f6 (このIDを非表示/違反報告)
こゆき - あ―読みたいけど読めない~クソ―！ 今やってることが終わったら絶対に、読む！(￣^￣)ﾌﾝ (2020年2月5日 0時) (レス) id: 48661705e7 (このIDを非表示/違反報告)
みけねこ - 雄英辞めちゃうのぉぉぉ？続き楽しみです。ドキドキしながら見るので！これからも頑張ってください (2020年2月4日 18時) (レス) id: 717af831f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美海
| 作成日時：2020年1月24日 23時
