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目を開けるとダルさがあって。
ｱｵｲ｢目覚めましたか！｣
｢アオイちゃん？｣
寝転んだまま顔を向けるとアオイちゃんが心配そうに此方を見ていて。
ｱｵｲ｢痣の影響で39度の熱があったんですよ。｣
｢ここは、｣
ｱｵｲ｢蝶屋敷です。
皆さんを読んできますので待っていてください｣
｢あ、待って、｣
私は起き上がり、行こうとするアオイちゃんの服を掴む。
ｱｵｲ｢もう！なぜ起き上がるんですか！！｣
｢ねぇ、勝己はどうなったの？｣
そう言うとアオイちゃんは口を閉じて。
冨岡｢助かった｣
ドアの方を見るとさ冨岡さんが立っていて。
｢よかった、｣
冨岡｢オールマイトは終わった｣
｢え？｣
胡蝶｢相変わらず言葉足らずですね、冨岡さんは。
オールマイトの活動時間がもう限界だったんですよ。
だからオールマイトは引退です｣
Ｎｏ．1ヒーローが引退？
胡蝶｢それより起きてよかったです。
アオイ、診断の準備を｣
ｱｵｲ｢はい！｣
｢ねぇ、まって
オールマイトが引退ってどういう事、何があったの？｣
少し息が上がる。
胡蝶｢詳しい話は後で。
取り敢えず冨岡さんは外に。｣
冨岡｢あぁ、｣
アオイちゃんが戻ってきて診察をされた。
胡蝶｢やはり痣が影響しているようですね。
もうすぐ熱も下がるでしょうしその痣も引くでしょう。
取り敢えず薬を処方しておきますね｣
｢ありがとう、しのぶちゃん｣
ｶﾅｴ｢Aちゃん、大丈夫？｣
仕事を終えたカナエさんが心配そうに来てくれる。
カナエさんとは前世では一度だけ小さい頃に出会ったことがあった。
お姉ちゃんのような存在で、私にお下がりの着物をくれた。
｢カナエさん、ご心配ありがとうございます｣
カナエさんは私の頭を撫でてくれて。
ｶﾅｴ｢あまり無茶しちゃダメよ？｣
｢はい.......｣
しのぶちゃんは小さく笑って。
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作者名：美海
| 作成日時：2020年1月8日 23時
