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それから不死川さんは相澤せんせに声を掛け、私達は先に本部へと戻った。
怪我の場所は救急隊に包帯を巻かれているため血は出ていない。
だが痣は収まる気配はまだなかった。
本部へは直ぐに着いて、柱達が集められていた。
私を見た柱達は驚いて。
伊黒｢痣が出たのか｣
｢うん、｣
冨岡さんの隣に座り私はお館様を見る。
お館様｢A、何が起こったのか説明してくれるかい？｣
｢はい、｣
私は先程のことをはなし、勝己が攫われたことも伝えた。
お館様｢そうか、
今回のことで雄英側は会見を開くだろうね。
私も出ないと｣
｢！
私が出ます｣
お館様｢だけれどA｣
｢お館様が出てしまっては鬼に狙われかねません。
顔が知れていて、雄英生である私が会見へ出ます。｣
お願いします、私は頭を下げる。
雄英のことでお館様を表に出させるわけには行かない。
煉獄｢よもや！確かにAの言うことに一理あると思います、お館様！！｣
宇髄｢確かに、雄英生であるAが出るのが一番だな｣
お館様｢......分かった
その代わりA、あまりきついことを言わないこと、煽るようなことは言わないこと。
何か言われても落ち着いて冷静に答えること。
これを守れるかい？｣
｢はい！｣
私は強く頷く。
お館様｢雄英側には私が伝えておく。
しのぶはAの怪我の様子と痣を見ておくれ。｣
胡蝶｢はい｣
私はしのぶちゃんに連れられ奥の部屋に。
怪我はそれほど深くはないが細かい傷が多い。
顔はもちろん腕、足、胴体
色々なところに包帯が巻かれている。
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作者名：美海
| 作成日時：2020年1月8日 23時
