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他の三人と待ち合わせをし、東京都保須市へと向かった。
服装が独特なのでとても目立ってはいたが私達は気にしない。
まぁ流石に蜜璃ちゃんの胸元は閉めているが。
保須駅から出て、少しするとドォーン！！！と爆発音がして。
鬼の気配がし、すぐさま私達は保須の中心部へと向かった。
そこにはUSJにいた脳無とやらで。
鬼舞辻無惨の気配はない。
だが鬼の気配が多くある。
煉獄｢俺は北へ行く！甘露寺は西へ！時透は南へ！
Aは東に行くんだ！！｣
｢了解｣
刀を出し、近くにいた鬼を斬ってから東に走り出す。
転けて動けない女の人を喰おうとしている鬼の頸をすぐさま斬る。
｢走れますか？｣
女｢え、えぇ、｣
私はビリビリと羽織を破り、血の出た女の人の足へと巻く。
｢ここの道を抜ければヒーローか居ます。
そこまで頑張って走ってください。
私は貴方にこれ以上怪我が出ないように動きますから。｣
女｢貴方は雄英の、｣
｢早く、ここは危ないですよ。｣
ビルの上から飛び降りてくる鬼の頸をすぐさま斬って。
女の人は直ぐに走って行く。
どんどんと出てくる鬼。
｢全集中 空の呼吸 壱ノ型 巻雲｣
私は鬼達を一気に斬る。
ビルの上に飛び乗り、走っていると出久達の声が聞こえて。
足を止め、見下ろすとヒーロー殺しと戦っていた。
怪我をしたヒーロー、飯田くん、出久、そして轟くんがその場にいた。
ヒーロー殺しの後ろには鬼がいて。
あれは、
上弦に近い鬼、
鬼舞辻無惨の匂いがぷんぷんとする。
私はダッと飛び降り、ヒーロー殺しと出久達の前に立つ。
｢あんた達、なにやってんの｣
出久たちの方を見て言うと皆驚いて。
緑谷｢なんで、こんなところに！｣
｢任務でね。｣
ｽﾃｲﾝ｢お前、何者だ｣
｢雄英高校一年 徳田A｣
私はゆっくりと振り返るとヒーロー殺しは私に斬りかかってきて。
｢刀を使う“本職”に斬りかかってくるなんて、
相当な馬鹿が阿呆よ。｣
金属音がして刀が擦り合う訳もなく、ヒーロー殺しが持っていた刀はパキンっ！！！と割れてしまって。
｢重心がなっていない。
刀が垂直に降りていないのが何よりの証拠よ。｣
このままならヒーロー殺しを捕まえることは出来るだろう、
だが先程から後ろの鬼の様子がおかしい。
血を見ているからか。
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作者名：美海
| 作成日時：2020年1月8日 23時
