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日が移り変わり、体育祭を見ることなく私はヨコハマでの任務に着いていた。


組合との交戦で怪我はしたものの、そこまで酷いものではない。


マフィアも今回の事で敵連合との連携を切ったとか。


白鯨が堕ち、鏡花ちゃんが探偵社の仲間に。


私はまた静岡で護衛をするためにヨコハマで準備をしていた。


必要な物を近場で買っていると路地裏から感じたことの無い殺気がして。


ヨコハマの路地裏はゴロツキしか居ないからあまり入りたくないんだけど。


でも一般市民に手を出されてしまえば終わり。


仕方ない。


そう思いながら路地裏に足を進めるとそこには“ヒーロー殺し ステイン”の姿があった。


「こんな所でお会い出来るなんてね

ヒーロー殺しのステイン?」


全国指名手配をされている人物。


刀を二刀構えていて。


ステイン「ヒーロー科の最高峰、雄英で護衛をしている徳田とはお前か」


「そうだけど。」


するとステインは私に襲い掛かってきて。


私は直ぐ飛び退く。


壁の傍に荷物を置き、ステインを見る。


個性が効かないことは知っているのだろうか。


だけれど刀で切られれば私も怪我はする。


「異能力 仮想人物 仮面!」


仮面を出し、鎌をとる。


「手ェ出してきたのはそっちからなんだからね」


鎌をクルクルと回し、地を蹴る。


鎌と刀がぶつかり、高音の擦れる音が響く。


ステイン「異能力者がそれほどか!」


「何言ってんの」


私は鎌で刀を抑えながら地を蹴ってステインの後ろに周り直ぐに鎌を振る。


だが間に合わなくて。


「っやばい」


途端目の前が真っ暗になった。


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カロ(プロフ) - なるほど!すみません理解不足でした。ご説明ありがとうございます! (2019年12月16日 22時) (レス) id: d6860b933c (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - カロさん» 説明不足でしたね、すみません。ソファーの所に生徒が居ないだけであって、同じ空間には居る、という表現で書かせて頂きました。コメントありがとうございます! (2019年12月16日 21時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
カロ(プロフ) - な、なぜみんな追い出したのに瀬呂がいるんですか? (2019年12月16日 21時) (レス) id: d6860b933c (このIDを非表示/違反報告)
@草 - ノアさん» 笑 まぁどっちにしろ書いてくださるらしいので気長に待とう (2019年12月13日 18時) (レス) id: 9ed73e661c (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - ノアさん» もしご希望のお話じゃなくとも、いつかは書くつもりでいるのでご心配なく! (2019年12月13日 15時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美海 | 作成日時:2019年11月29日 7時

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