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私は手を下ろして溜息を着く。


切島「どんな時に本気の殺気使うんだ?」


「そうねぇ......

相手を本当にぶっ殺したいと思った時かな
あと武装探偵社を馬鹿にするやつには遠慮なく鎌を向ける。」


私を拾ってくれたあの場所を馬鹿にするなど烏滸がましい。


「他に何かあります?」


ミッドナイトを見てそう聞くと何も無いわ、と言われる。


別にヒーローにならないから仮面なんてヒーロー名いらないのだけれどね。


席に戻ると勝己の発表だったがヒーロー名には相応しくない、と言われていた。


一日は早く、直ぐに放課後になって。


私は鞄を持って帰ろうとすると勝己に鞄を取られて。


爆豪「これぐれぇ甘えろよ」


「勝己、職業体験先選ばなくていいの?」


爆豪「もう決まってるわ!!!」


皆まだ選んでるのに、と思いながら勝己と教室から出る。


爆豪「痛くねぇんか」


「鎮痛剤はもう切れてるからね。痛いよ。」


爆豪「はぁ?!だったら先に保健室に」


「別にこの痛さぐらいなんともないよ。」


爆豪「てめぇなぁ.....」


私は小さく笑って校舎から出る。


徳田さん、


と後ろから声を掛けられる。


聞いた事のある声。


振り返るとそこに居たのはマフィアの時部下だった男の子で。


「君、」


中田「お久しぶりです、徳田さん。
自分は中田亮です。
徳田さんの直属の部下として働いておりました。」


私は小さく笑い、頭を下げる彼の肩に手を置く。


「辞めてよ、そんな言葉遣い。
もう貴方の上司じゃないのだから。」


確か二つ上の人だったはず。


個性持ちでよく働いてくれていた。


「貴方は何故雄英に?
任務?」


中田「マフィアを抜けてヒーローになりたいと思い今は三年のヒーロー科に通っています。

自分は首領に仕えていたのではなく、徳田さんに仕えていましたので。」


私は手を下ろし、そう。と呟く。


切島「お、爆豪!徳田!帰りか?」


「皆ももう帰り?」


芦戸「そー!
あれ、中田先輩と知り合い?」


「皆知ってるの?」


葉隠「知ってるも何も中田先輩は一年の時から活躍してる人だよ〜!」


へぇ、と中田を見る。


「案外や当時のことが役にたってんじゃん。
勝己、ちょっと中田と話して帰るから先帰って」


爆豪「てめぇなぁ、その怪我でどうするってんだよ」


中田「徳田さんを家まで送り届ける。心配するな」


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カロ(プロフ) - なるほど!すみません理解不足でした。ご説明ありがとうございます! (2019年12月16日 22時) (レス) id: d6860b933c (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - カロさん» 説明不足でしたね、すみません。ソファーの所に生徒が居ないだけであって、同じ空間には居る、という表現で書かせて頂きました。コメントありがとうございます! (2019年12月16日 21時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
カロ(プロフ) - な、なぜみんな追い出したのに瀬呂がいるんですか? (2019年12月16日 21時) (レス) id: d6860b933c (このIDを非表示/違反報告)
@草 - ノアさん» 笑 まぁどっちにしろ書いてくださるらしいので気長に待とう (2019年12月13日 18時) (レス) id: 9ed73e661c (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - ノアさん» もしご希望のお話じゃなくとも、いつかは書くつもりでいるのでご心配なく! (2019年12月13日 15時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美海 | 作成日時:2019年11月29日 7時

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