２. 公安警察のハッカーは暗殺教室出身らしい

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渚も一緒に座ると、蘭ちゃんが不思議に思ったのか口を開いた。


蘭｢Aさん、何処かお怪我でも.....？｣


｢そうなの。足をちょっとね。｣


園子｢大丈夫なんですか？｣


｢大丈夫大丈夫｣


笑いながら言っていると電話がかかってきて。


｢あぁ、ごめんね｣


私はスマホをポケットから出して電話に出る。


｢もしもし｣


矢巾『Aか？久しぶり』


｢矢巾？久しぶり〜
急にどうしたの｣


矢巾『今度宮城で当時のバレー部で集まるんだけど来るだろ？』


｢当時っていつの？｣


矢巾『及川さんたちがいた時のだよ』


あぁ、あの時の。



｢てか宮城でするの？
ほとんど皆東京なのに？
てかあんたも東京じゃなかった？｣



矢巾『仕事辞めて宮城に返ったんだよ。
宮城でする理由は男子バレーが仙台体育館で練習するから』



｢はぁ？あんた仕事辞めたの？
あれだけ就活の時泣いてたのに？｣


矢巾『それは関係ないだろ、今！』


私はくくくっと笑いながら珈琲を一口飲む。


矢巾『で？専業主婦のお前は来れるんだろうな？』


｢さぁ、どうかなぁ。
久々に高校は行きたいけど態々宮城に行くのは面倒なんだよねぇ。
カルマも忙しいから結局私一人だし。｣


私だって忙しいから休めても一日ほどだし。


矢巾『お前来れなかったら華がねぇじゃん！！』


｢たかが私一人で華とか言わないでよ。
コーチ達は？来るの？｣


矢巾『来るってさ。
一応他の奴らは来るって言ってるし後お前だけなんだけど。』


｢えぇー、コーチがまだ結婚してないから弄りたいけどめっちゃくちゃ面倒！！｣


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