私は彼氏の職業を知らない。【中原中也】

知らない。28 ページ29

立原｢中原幹部！｣



私は異能力を解く。



血のついた髪を触る。



あー。気持ち悪い。


立原｢っ.....

首領が徳田さんを今から連れてこいと.....｣


中原｢あぁ、そのつもりだ。｣



｢待って、わたし行くって言ってないよ？
それにどこの組織なの？｣



私がそう聞くと中也の雰囲気が変わる。


中原｢俺らはポートマフィア。

ここ一帯を取り巻く組織だ。｣


ポートマフィア.....



｢へぇ.....

何となく全部繋がった。
中也はポートマフィアの幹部って事ね、やっと理解できた｣


私はそう自分の中で解決する。


黒服｢中原幹部、これはどうしましょうか｣


そう中也の部下が持ってきたのは私の上着。



それはまだ綺麗で。


中原｢まだ着るか？｣


｢いいや、いらない。
そういう服多いし。｣


私はそう言う。


中原｢よし、じゃあ本部に行くぞ.....ってもその格好では無理か。

1度家に帰んぞ｣


｢はいはーい｣



私は中也に手を引かれ、倉庫から出る。



中也の車に乗り込み、後部座席に座る。


｢あ。｣


中原｢どうした？｣



中也がシートベルトを付けながらそう聞いてくる。



｢スマホ忘れた。｣


私はそう言い車から降りる。


倉庫に戻った。



倉庫の中に入ると中也の部下の人がこっちを向いて。


黒服｢.....中原幹部にどうやって近づいたんだ？
どこかのもんじゃねぇだろうな？｣


私はため息をつく。



｢はぁ.....｣

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