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麗日｢なぁ、Aちゃん？その人は.....｣
皆が気になっていたのは敦くんの用で。
私は敦くんを肘でつつく。
中島｢あ、
僕は武装探偵社の中島敦です
今日は君達の護衛で此処に来たんだ、よろしくね｣
芦戸｢じゃあAの先輩？
年上に見えるし.....｣
中島｢年上だけどAちゃんの方が先輩なんだよ｣
｢敦くん先々月ぐらいだもんね、入社したの。
入社試験で爆弾を抱えて犠牲になろうとしてた時は笑っちゃった｣
中島｢あれは本当に驚いたんだからね、Aちゃん.....｣
私は小さく笑う。
手首に着いた時計を見て私は戻るか、と小さく言う。
｢それじゃあ敦くん、ここは任せたよ｣
中島｢Aちゃんは？｣
｢見回り〜｣
手を振りながら私は食堂から出る。
皆の前だと怪我したことを言えない。
人目につかない所でコートを脱ぎ、袖を捲る。
｢あちゃ〜.....
血出てる.....｣
中原に異能力を使われた時だろう。
絆創膏を付けようとするが上手くいかない所で。
爆豪｢かせ｣
｢かっちゃん、着いてきてたの？｣
かっちゃんは器用に絆創膏を貼ってくれて。
爆豪｢怪我してんなら言えよ｣
｢ごめんごめん｣
私は袖を降ろしてコートを羽織る。
爆豪｢暑ないんか？｣
｢別に暑くないよ、
集合場所まで送ろうか？｣
爆豪｢いい、
それより彼奴、
さっきのやつは誰だ｣
さっきのやつ？
あぁ、中原か。
｢あの人はポートマフィア。
探偵社と敵対している所の幹部。
重力操作の異能力だから相手をすると面倒なんだよね。｣
治くんが居たらそうでも無いんだけど。
爆豪｢連絡を取らなかった三月、何してた｣
私は壁に軽く凭れる。
｢白鯨が海に落ちたことは知ってる？
結構ニュースになったんだけど｣
爆豪｢あぁ｣
｢あれ、海外の異能力組織の船だったんだけどそこと戦ってた。
マフィアと手を組んでね｣
爆豪｢はぁ？！｣
そりゃあ驚くか。
ニュースは政府が規制して殆ど報道されていない。
だから何が起きて、なぜ落ちたのかは誰も知らないのだ。
知っているのは関係者のみ。
｢ヨコハマを守るために戦っていた、ただそれだけ｣
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美海(プロフ) - よりゆい。さん» 教えていただきありがとうございます.....！！ (2019年9月10日 16時) (
レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
よりゆい。(プロフ) - コメ失礼します...！あの、27話の太宰さん、芥川って言ってたと思うんですけど、多分太宰さんは芥川くんと呼ぶと思います...あと、28話の安吾も太宰さんのことを太宰くんと呼ぶはずです...指摘失礼しました。更新楽しみにしています...！ (2019年9月9日 23時) (レス) id: 58eba1b546 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美海
| 作成日時：2019年9月7日 7時
