検索窓
今日:6 hit、昨日:52 hit、合計:337,768 hit

15 ページ15

.



理事長は部下が片付けたらしい。



勿論親族全ても。



部下の運転でヨコハマまで戻る。



「それで何故予定が早まったんですか?」



尾崎「あぁ.....組合の方がちと厄介でな。
構成員も何人も殺されておる。」



「.....そうなんですか。
探偵社の方は?」



尾崎「探偵社と手を組むことになってな、
ヨコハマを守るため、
わっちらも動かなければならん。」



仕方ない、か。



高速道路では順調に進み、数時間でヨコハマに着いた。



マフィア本部に行く前に家に寄ってもらい、着替えてから自分の車でマフィアまで向かった。




近くにあるマフィアの駐車場に止め、歩いて本部に入ろうとすると構成員に止められる。



構成員「此方からは関係者以外は立ち入り禁止です」




ドアの外に立って警備しているのは新人。



私もヨコハマに帰ってくるのが久々だから知らないのだろう。



「徳田Aよ。
新人か知らないけど幹部の顔と名前は覚えておきなさい」



中に入ると構成員の死体が並んでいて。



構成員「徳田幹部.....!!
お疲れ様です」



「お疲れ。
取り敢えず今の状況を纏めた資料と、何人部下が残っているかの表を纏めてくれない?
久々だから把握しておきたいし。」



顔見知りの部下にそう言い、私はエレベーターホールまで行く。




そこには知り合いが多くいて。



構成員「徳田さん、お疲れ様です
此方にお帰りになったんですね」



「えぇ、まぁね。」



構成員「ご存じですか?徳田さんの部下だった.....」




構成員が私がいない間のことを話してくれる。



彼奴に子供が出来た、とか。



昇格したとか。




微笑ましい話ばかり聞かされる。



チンッとエレベーターが来たため乗り込む。



「それよりあの子は?
私がの直属の部下だった男の子。
今多分23ぐらいの子なんだけど。」



そう聞くと顔を顰めた。




構成員「Aさんが居なくなったことを良い気にマフィアの資料を奪って逃走しました。
船で逃げようとしていた所を構成員に撃たれ死亡したと耳にしています」



私は小さな声でそう、と言い口を閉じた。


.

16→←14



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (346 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
815人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

メイデーア - 夢主ちゃんがいなくなる時に笑う場面で涙ぐみました……… (2月3日 10時) (レス) @page43 id: 8fc649d94d (このIDを非表示/違反報告)
黒灰白有無%(プロフ) - 完結おめでとう御座います!!何方も凄く好きなアニメなので其のクロスオーバー嬉しかったです.物語も迚も面白くてマネにお礼を言う場面では特に感涙致しました!!迚も楽しく拝読させて頂けましたので,又再拝読させに来させて貰います!これからも応援しております!! (9月25日 11時) (レス) @page43 id: 1ab55170b6 (このIDを非表示/違反報告)
ヲタク - 文ストもハイキューもどっちともクソ推しアニメで‼たまに発狂しちゃったりしてこの作品をよみました(笑)本当にどちらも大好きなアニメだったしサイコーな作品でした‼ (2022年11月23日 18時) (レス) @page43 id: 50c3875f3e (このIDを非表示/違反報告)
愛央(プロフ) - 最後の「ありがとうございました」で目がウォーターサーバーになりました。すごく面白かったです!! (2021年7月18日 13時) (レス) id: 186eb2f569 (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - ましゅまろおれんじさん» 読んでいただきありがとうございました!是非是非読んでってください笑 (2019年8月26日 21時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:美海 | 作成日時:2019年8月13日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。