. 仲の悪い彼に11年越しの片想い。【降谷零】

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雨も差程強くないが足に雨が降りかかる。




光彦｢コナンくん、知り合いですか？｣




ｺﾅﾝ｢あぁ、この間通り魔を捕まえた人だ。｣




コナンくん、雰囲気変わった？




いや変わったよね。




歩美｢お姉さんも一緒にポアロに行かない？｣




｢ポアロって言えば毛利探偵事務所の下にある喫茶店.....｣




いやいや、探偵事務所とは関わりたくないし。




｢ごめんね、行きたいのは山々なんだけどこれから用があるの｣




歩美｢え〜！お姉さん来ないの？｣




｢また会ったら誘ってほしいな｣




私はニッコリと笑いかける。




コナンくんの隣に立っている茶髪のボブの子メアリーに似ている。



と言うか私を見て怯えている。



なにかしたっけ？




そう思っていると肩を叩かれる。




沖矢｢Aさん、こんな所にいたんですか｣




｢昴、もう来たの｣




予定よりかは早い時間だけど。




沖矢｢おや、君たちも居たんですか｣




昴がコナンくん達を見て。




ｺﾅﾝ｢昴さん、お姉さんと知り合いなの？｣



沖矢｢えぇ、昔色々とありましてね。
君たちは何故ここに？｣




元太｢コナンが姉ちゃんと知り合いだったからよ！
今からポアロに行こうと思ってたんだぜ！｣




昴、いや“秀一”は本当に知り合いが多い。




沖矢｢そうでしたか。
悪いがこれから彼女と予定がありますので私達はこれで｣




行きましょうか、と昴は歩き始める。




子供たちから離れたところで昴の車に乗り込んで。




助手席に座るとタオルを渡されて。



赤井｢それで拭いておけ｣




｢ありがと

で？なんで彼らと知り合いなの？｣




赤井｢工藤邸の隣によく遊びに来る子達だ。｣




｢ふぅーん。｣




秀一は直ぐに車を出して目的地へと向かった。




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