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六月某日。




相変わらず潜入捜査で忙しい上司に代わり、私はデスクワークをこなしている。




ここ数日徹夜のため、すっぴん。




もうここに来て数年だしこんなことは毎日に近いため、すっぴんを恥ずかしがる方が可笑しくなってきた。




ふぁっと大きな欠伸をしてから私はカタカタとパソコンに向かう。




「あぁ.....帰りたい、風呂入りたい、」





上司の仕事と自分の仕事の量は半端なくて。




休日があっても一日寝てしまうほど。




まぁそんな休日なんてないが。





潜入捜査をしていない分、当たり前なのだろうがもう色々と疲れた。




周りには変なこと言いながら仕事している人いるし。




私は机に置いてある缶珈琲を飲みほす。




風見「徳田さん、降谷さんがポアロに来いと言ってましたよ」



「え。まじかぁ」




後ろから声をかけてくるのは私より年上の風見。




警視庁公安部にいる、降谷さんの連絡係。




私は降谷さんと同じ警察庁警備局警備企画課にいるため、風見や警視庁公安部の人には敬語を使われている。




「ありがとう、今から向かう」




風見「あ、いえ

彼女として来いと言っていたので一度家に帰った方が宜しいかと.....」




あぁ、あのことか。




そう思いながら私は資料を保存し、パソコンの電源を落とす。




「都内のOLだっけ?」




風見「はい、そうです」




面倒くさ、と思いながらも鞄を持つ。



「ありがと、風見。

取り敢えず家帰ってポアロ行くわ」




私はフラフラと公安部から出ていく。




目を覚まさないと。




このまま車に乗ったら事故る。





そう思いながらエレベーターの中でギュッと足を抓る。





早くポアロにいかないと。





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白狐(プロフ) - 闇猫/暇人の極み さんに一票  (2020年6月1日 19時) (レス) id: 348cf1e7b1 (このIDを非表示/違反報告)
闇猫/暇人の極み(プロフ) - 番外編で安室さんに夢主が暗殺教室について話す話見たいです☆← (2019年6月17日 17時) (レス) id: 23b572a142 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - 面白かったです!更新のたびに読ませて頂いていました!私も青葉城西推しで、及川と岩泉はもう最高ですww国見も!次回作も楽しみにしていますので、頑張ってください! (2019年6月10日 6時) (レス) id: 86ef9860a7 (このIDを非表示/違反報告)
波風(プロフ) - 次回作も楽しみにしております! (2019年6月9日 21時) (レス) id: 61ef6d0ef5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうか - 更新楽しみにしています! (2019年6月8日 15時) (レス) id: b94520bca5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美海 | 作成日時:2019年6月1日 23時

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