２. トリプルフェイスの彼女は暗殺教室出身でした

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｢.....あれ、透くん？｣


私はそうバーボンに向かって言う。


ﾊﾞｰﾎﾞﾝ｢Aですか？｣



山中Aと安室透は付き合っている事になっている。


その方が動きやすいからだ。


NOCだとバレたら終わり。


お互いが殺される。


ジン｢バーボンと知り合いか｣


｢えぇ、まぁ。

.....私はミモザ、本名は山中A
23歳の東安大学の学生よ。｣



私はそう言いながら髪を耳にかける。



ﾍﾞﾙﾓｯﾄ｢彼女にはハニートラップ専門で動いてもらっているわ。
だからバーボンとの任務が多くなるかもしれないわね｣



｢それホント？｣



ﾍﾞﾙﾓｯﾄ｢えぇ。｣



私はバーボンの前に行き、少し見上げる。


｢よろしくね、バーボン｣



ﾊﾞｰﾎﾞﾝ｢えぇ、よろしくお願いします｣



ｷｬﾝﾃｨ｢あたいらはもういいだろ、｣



そうキャンティとコルンは立ち上がり、ドアの方に歩いていく。


｢キャンティとコルンもこれからよろしくね。
また狙撃の仕方教えてほしいな.....｣



ｷｬﾝﾃｨ｢けっ！
ベルモットのお気に入りだかなんだか知らないけど教える義理はないね！｣



思っていた通りの人だ。


ﾍﾞﾙﾓｯﾄ｢ちょっと！そんな言い方はないでしょう！｣


｢ベルモット、大丈夫だよ｣



彼女達には用はないからね。



ﾊﾞｰﾎﾞﾝ｢驚きましたよ、何故貴方がここに？｣


｢こっちの台詞だよ。
まさか同じ組織だっなんて｣



と笑い合う。



ﾍﾞﾙﾓｯﾄ｢二人が知り合いなのは知っていたけど、
組織が一緒だったこと知らなかったの？｣


｢うん。話す必要ないかなぁって。
まぁ透くんが居るなら安心だね！｣


私は腕に抱きつく。


自然に、彼女の様に。


ジン｢ふんっ俺も帰るぞ｣


ジンが立ち上がり、その後をウォッカが追っていく。


ベルモッがが私の所に来て、頭を撫でた。


ﾍﾞﾙﾓｯﾄ｢家まで送ってあげたいんだけど、生憎用事があるのよ。
バーボン、彼女を頼んだわよ｣


ﾊﾞｰﾎﾞﾝ｢えぇ。｣



ベルモットが行ったのを確認し、私とバーボンは倉庫を後にする。

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