一節 十四部 【続編へ】 ページ50
「っとまぁそんなこんなで仲間(仮)なりました」
宿に帰ってティナに報告すると彼女の顔は困惑一色。そりゃそうだ立て続けに人が増えていくのだから。
「ほんとごめんね?ティナ」
「い、いえっ!部屋はいっぱいあるので大丈夫ですけど……」
ティナはゴモゴモと言葉を濁す。ナオはよく分からないからと気にする事はなく後ろを向いて黒龍に声をかけた。
「クロ、晩御飯用意よろ」
「僕は主様と居てもいいよね!」
「こっち手伝えストーカー」
「ちょ、クロ様、僕の扱いひどぉい!」
黒龍は飛び出してきた金龍の首根っこ掴んで引っ張って連れていき、残った二人は未だ気不味くその場から動けなかった。
「橙龍とアカは休んでくれて構わないよ」
「わ、わかりました、主殿」「りょーかーい♪」
「……お前のそのチャラいのどうにかなんねぇ?」
「ちょっと無理かな☆」
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ナオは自室に戻るとリュックに詰め置いておいていた宝や鉱石などを汚れのないように磨いた。ベッドの上には沢山の磨かれたものが散らかっている。
(まだ仮契約、どうやってちゃんと仲間に引き入れようか)
ナオは磨きながらそんなことを考え、時折磨いている赤い魔石を掲げて磨き残しを確認する。
「にしてもお前は中身液体なのなぁ、珍しいなぁ」
赤い魔石を上に掲げたまま傾けると、中の液体がとぷっと波を立てて揺れる。幻想的なその魔石をきゅっと胸の前で手を握りしめた。
「ま、考えすぎも良くない……ちゃんと………あいつをわからなきゃ」
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パタリと本を閉じると
彼は作業を止めてこちらを見た。
『どうです?リメイクの方は。上達しているといいのですが……
字数が多くて一ページの行量が少なく見づらく読みづらいと作者は嘆いていましたが…
まぁ小説風ですし読みづらいでしょうね、
どうでしたか?是非コメントお願いします。良ければ評価も…
現在続編の方もリメイクしておりますのでもう少々お待ちください。
こちらとかお読みになって……ね?』
彼からごちゃ混ぜ短編集【オリジナル】を受け取った。
『さて……そろそろですかね
飲み物はまだありますか?続編に進みますからね
お代わりいれときますよ。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
それでは【また】、再び出会うその日まで__』
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作者名:宇宙ノ彼方 | 作成日時:2018年12月26日 11時