病院 ページ34
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倒れた高木は、たまたまなのか尋ねてきた山田に発見されてすぐに病院に運ばれた。
救急車の中、心配そうに高木の手を握りじっと顔を見つめる山田がいる。
少し髪を切ったのか、俺が知ってる頃よりも短くなってる。
涼「…んでだよ伊野尾ちゃん！何で雄也の心まで連れてこうとすんだよ…っ、」
山田はぐしゃりと歪んだ綺麗な顔で
声を殺すようにして、苦しそうに、泣いた。
病院に着いたら高木はすぐに手術室に運ばれ
薬を胃の中から出すためになのか
胃の中に何か入れられて、それを出されてを繰り返した。
慧「…っ、」
見てる方が苦しくて辛い、耐え難い光景。
パチンと大ちゃんの指が鳴ると、待合室でがくんと項垂れる山田が映った。
手で目元を拭いながら鼻を啜ってる。
慧「ねぇ大ちゃん…高木は死なないよね？」
大「死なないよ、まだ」
慧「だから死ぬみたいに言わないでよ」
そう言うと困ったように肩を竦めた大ちゃん。
でも、大ちゃんの言う通り、病室に寝かされた高木はじきに目を覚ました。…山田に手を握られて。
涼「あぁよかった…俺どうしようかと思っ…」
けど高木は、表情のない顔で天井をみつめたまま残念そうに呟いた。
雄「何だ…俺、生きてるんだ」
涼「何言ってんの？生きてよ頼むから…俺がいるじゃん…」
相変わらず高木は、生気なくぼーっとしたまま。
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ありぱん(プロフ) - ねんちーさぼんさん» ありがとうございますー！！これからも頑張ろうと思います♪♪めちゃ嬉しいです！ (2018年11月20日 20時) (
レス) id: 7fd86f8392 (このIDを非表示/違反報告)
ねんちーさぼん(プロフ) - ありぱんさん» コメント読んでくれて嬉しいです！お互い頑張りましょう！これからもありぱんさんの小説を読みたいと思います！ (2018年11月20日 16時) (レス) id: 07a41134ab (このIDを非表示/違反報告)
ありぱん(プロフ) - マミーさん» はじめまして！コメントありがとうございます！マミーさんの感想、嬉しすぎてどうしよう。笑、頑張ります！力湧いてきました！ありがとうございます！ (2018年11月20日 10時) (レス) id: 7fd86f8392 (このIDを非表示/違反報告)
ありぱん(プロフ) - ねんちーさぼんさん» ありがとうございます！他にもたくさんコメント下さりましたよね？？すごく、嬉しいです♪♪お互い頑張りましょうね☆ (2018年11月20日 9時) (レス) id: 7fd86f8392 (このIDを非表示/違反報告)
ねんちーさぼん(プロフ) - 凄く面白いお話でした！私もありぱんさんを見習ってお話を書くのを続けてみようと思います！ありがとうございました (2018年11月19日 23時) (レス) id: 07a41134ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ありぱん
| 作成日時：2018年11月16日 15時
