大胆不敵なルームシェア-yb.hk-

喧嘩とか ページ34

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宏「ただいまー」





思い出に浸りながら家に帰るとソファに座った光が薮くんちょっとと一言。





リビングに歩いて行くと綺麗に畳まれた洗濯物の中
白いカスだらけの黒い服を何枚か両手で持ち上げた光。





光「ティッシュとかレシートとか、洗濯出す前にポッケから出してくれない？それとあのズボン。今度お客さん来るんだからそういうの、」





光も怒ってるしこれじゃいい思い出が台無しだと、まだ喋ってる途中で、遮った。





宏「何だよ帰宅早々！お前は母親か！」


光「だって一緒に暮らすならお互いダメなとこは直してかないと。俺ができる事はするから！」


宏「分かった分かった…もう面倒い」


光「は？今面倒いって言った！？どの口だ？あー、ド変態のあの口か！」


宏「だからド変態じゃねーって！！」





こうやってわーわー揉み合うみたいな喧嘩もたまにするけど、光は少しも引きずらない。
おかげでだいぶ気楽にいられてる。





光「俺ソファで寝るのが好きだから本当にいいよ。じゃ、おやすみ」


宏「…おやすみ」






こんな感じのドタバタで穏やかな毎日が過ぎて数日






光「あっピンポン鳴った…薮くんちょっと出てくれない？俺今唐揚げ揚げてて」


宏「分かった」





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「あ、こんにちはー！」

「もしかして、あなたが薮くん？」

「わー、想像以上のイケメン」





ついに、その日が来た。

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