雪のように ページ41
sideK
あれから1ヶ月が過ぎ
感じてた罪悪感は少しずつ薄れてた。
・
毎日寝る前、布団に入ってするキスが
たいてい俺たちに火をつける。
口付けをしながら
器用にパジャマのボタンを外していくあたり
慣れてるなと思う反面
毎回嬉しくも思う。
だって出来上がったムードが少しも壊れない。
はらりとはだけたシャツから滑り込んできた指先
滑らかに、かつ素早く動くそれは
俺をすぐに快楽に連れてった。
慧「んあっだめっ、いっちゃ…」
雄「え、もう?上だけで?」
コクン、頷いた瞬間
脳天を貫かれたように
ビクンビクンと俺の体が大きく震えた。
気持ちよくてどうにかなりそうだった。
慧「はぁっ…はぁっ…」
雄「やーっとここ開発された?」
嬉しそうな顔で
ちゅ、と優しく降ってきた唇も
滑らかに動くその舌も
俺だけのために優しく体中を這ってる。
慧「ぁあっ、」
雄「慧ほんと真っ白。雪みたい」
べっと出した舌のまま喋るから
それがすごく、やらしくてずるい。
体の関係にはなれても
雄也の事しか
本気では愛せなかった。
他の人とそうなってみて初めて
それが、よく分かったんだ。
慧「ん…雄也、愛してる」
もっと雄也を強く感じたくて腰に手を回した。
・
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ありぱん(プロフ) - みーさん» コメントありがとうございます!嬉しいです☆いのあり書きますね。またよかったら来てやってください! (2018年2月28日 8時) (レス) id: 356b78428f (このIDを非表示/違反報告)
みー(プロフ) - 衝撃的なラストでしたが、どうなるのか気になって一気に読んでしまいました!面白かったです!いのありちゃんのハッピーエンドなお話もぜひ読んでみたいです(^^) (2018年2月28日 3時) (レス) id: ec1bc36ab0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ありぱん | 作成日時:2018年2月16日 23時