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数日後、彗からAに告げられたのは第二バスケ部として戦うことだった。
『それでなんとか出来るの?』
彗「知らん。だが、お前の実力は見えている。お前の力が必要なのさ。明日行うそうだ。行ってやれ。」
『分かったわよ。あの頃みたいにすれば良いのね。』
彗「そう。俺がお前に魅力を感じたあの試合のようにな。」
『善処するわ。』
Aは電話を切ると、クローゼットからバスケットのシューズを取り出した。そしてアメリカ時代のチームのユニフォームを入れた。
『さて、明日は見守りに徹しますかな。』
次の日、体育館には多くのギャラリーと第一バスケ部と第二バスケ部がいた。Aは客席で高みの見物をしている。
夏「まあ、勝つけどな。」
波留「ああ。条件は第二バスケ部が1点でも入れたら勝ち。」
ツ「分かりました。それでお互いの条件を飲み込むということでいいんですか。」
陸「ああ。とは言ってもきっと勝つけどね。」
タ「負けねぇし。」
試合は勿論第一バスケ部の優位に進んだ。
(『経験者でもなんでもない子たちだもの。これは行かないとね。』)
Aはこっそりと下へと降りて行った。
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MH(プロフ) - りんりんさん» ありがとうございますっ!とても励みになります。ゆっくりですが是非見てくださるとありがたいです! (2015年4月30日 23時) (レス) id: c3aec136b2 (このIDを非表示/違反報告)
MH(プロフ) - ユキさん» ありがとうございます!亀な更新ですが、今後も見守ってあげてくださいね! (2015年4月30日 23時) (レス) id: c3aec136b2 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - この作品大好きです。更新頑張ってください。 (2015年4月13日 19時) (レス) id: 1260bae61e (このIDを非表示/違反報告)
りんりん(プロフ) - いつも楽しみにしてます、更新頑張ってください(^^) (2015年4月1日 0時) (レス) id: fc6327dfde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:MH | 作成日時:2015年3月31日 22時