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意外と覚えてないことが多すぎてびっくりする。




玉「この辺?」



「ほんっと助かった
ありがとう」


玉「間に合う?」



「集合の10分前だよ」



玉「良かったわ。
じゃあまたね
気をつけて」



「本当に本当にありがとうね。
玉森も帰り気をつけて。

あと、今度お礼させてね」



高速代とガソリン代、受け取ってもらえなかったから

玉「お礼とかほんと気にしなくていいって」


「ご飯奢る」



玉「じゃあ、今度俺のピンチの時に助けて。」



「本当にありがとね。
じゃあまたね」


玉「じゃーね」



玉森の車を見送って、
お店行くとほとんどが集まってて、






「卒業おめでとーー」



もう、かなり飲んだ。
かなり叫んだ!


そのまま二次会のカラオケ。
からの、一人暮らしの友達宅の家で、
潰れて寝てる子も何人かいて



千「A、起きてる?」



「ん?」



同じクラスの健永


千「俺さ、楓と別れた」




「そうなんだ。」


楓も同じクラスで、
でも今日はサークルの飲み会に行くから来なかった。

千「知ってた?」


「知らない」


千「そうじゃなくて」



「何?」



千「…やっぱいいや」




「なにそれ、
めちゃ歯切れ悪いじゃん」



千「Aって強いよね、酒」


「途中ノンアル挟んだから。
なんか寝るの勿体ないなーと思って」



千「そーゆーところ真面目だよね」


「今更?w」


千「いや、大学入った頃からずっと思ってた」


「健永も真面目だと思うけどね。

で、なんで別れたの?とか聞いて良かった?」


千「俺さ、楓と一年半年ちょっと付き合ってたんだけどさ、
本当に好き?って聞かれてさ、即答できなかった」


「それ酷いって」


千「その時さ、
他の女の子の事考えてた」


「それ、楓に言ったの?」


千「うん」


「そこ、真面目に言わなくていいって」



千「自分でもわかんなかったんだって」


「だとしても楓に言ったらダメでしょ」


千「だからフラれた」



「それフラれるから…」




千「だってさー
嘘つけねーもん俺」




「別に嘘つかなくても
空気読まなきゃ。
そのタイミングで他の女の名前出しちゃダメでしょ」





千「でもさ、
楓には申し訳ないけど、
なんかスッキリした」



「それ、楓に言ってないよね?」



千「それは言ってない」



「そこまで言われたら傷つくどころか人間不信になっちゃうから」



千「そこは、俺もちゃんとモラルを持って、」



「傷つけたのには変わりないけどね」

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作者名:みぃまん | 作成日時:2021年10月5日 23時

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