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最終面接後


玉「お疲れ」


緊張してすんごい疲れちゃって、会社出たすぐのベンチに座ってたら声かけられた



「おつかれ。
…ほんと疲れちゃった」



玉「手応えは?」



「んー、微妙。
なんかよくわかんない。

そっちは?」



玉「俺もなんだけどね」



聞かれた内容とか全然違うからなんの参考にもならなくて



「帰ろっかな」


玉「帰るか」

 「私メトロだから」


玉「俺も」


「玉森もメトロなんだ」


玉「うん、地元一緒じゃん」


「あぁそっか、そうだよね」




そこから今までの就活の話とか
大学の話とか

行きは緊張で一駅一駅が遠く感じたけど、
話してたらあっという間に乗り換え駅で





玉「座ったら?」


「いやいいよ」


玉「足痛いんじゃない?」




「ありがと。座らせてもらうね」





ひと席しか空いてない電車のシートに座って


「待つよ」


玉「ありがとう」




自分の鞄と玉森の鞄抱えて、見上げての会話。



玉「決まったらさ、
やっぱり実家から通うのキツいよね」



「確かに。
でも福利厚生もしっかりしてるよね」



玉「家賃負担、あそこまで負担してくれるところなかなか無いと思う」




「本当だよねー
もう終わったけど、
結果も決まってると思うけど、
入りたいなー、、、
一応神頼みしといたほうがいいよね」



玉「3丁目の氷川神社?」



「そうそう、ほんとあそこの神様にはめっちゃお世話になったから」




玉「俺もだわ」









最寄駅について



「玉森の家ってどの辺?」



玉「うち、7丁目」


「学校まで遠くない?」



玉「学区のギリギリだった」



「うちは4丁目」


玉「あのさ、良かったら連絡先教えて」



「うんうん、教えて」




連絡先交換して、
家に帰ってきて、

もうほんとご飯もお風呂も面倒な位疲れて、ソファで蹲った。




スーツシワになるからって言われて仕方なく
お風呂に入る。



高校の友達から
合コンの誘いの連絡が入ってた



毎回毎回就活で飲みも合コンも断ってたし、
若干面倒だけど…行こうかな。
玉森の話もしたかったし


OKの連絡入れた。





週末の合コン、
割とスペック高めで楽しかった。


なんだろ、
普通に社会人の話が聞けて勉強になったし。




連絡先の交換はしたけど…
イケメンなんだけどタイプではないかな。
濃い顔…苦手だし。
悪い人でもないんだけどね…

逆に本当に彼女いないの?と疑うレベル。



って自分もそんな贅沢言ってられないんだけど。

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作者名:みぃまん | 作成日時:2021年10月5日 23時

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