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裕ちゃんは
ギューっと抱きしめてきたり、
頭撫でたり、髪を触ったりはするけど、
それ以上の事はしてこなかった。
こっちが呆れるくらい下ネタは言うけど
自然体でいてくれるから
私も自然体でいることができた。
今まで私は家族にも職場でも周りの人にたくさん気を使わせてきてしまったから。
玉「今度さ、沖縄行かない？」
「沖縄？」
玉「幼なじみが沖縄に移住して、子供生まれたんだって。」
「赤ちゃんかぁ」
玉「赤ちゃん見たくない？」
「でも、」
玉「弾丸で行こうか」
「え？」
って見せられたのは、
始発で行って、
最終で帰ってくる便のスマホ画面
玉「俺の休みに合わせて予約するから」
「本当に？」
玉「本当」
びっくりだけど、それは明後日の話で、
まったく現実味がなくて、
だけど、じわじわと楽しみになってて。
沖縄行きの前日の夜にうちに泊まりにきた裕ちゃん
シャワーから出てきた裕ちゃんは、テレビ見てくつろいでる私に向かって
玉「早く寝ないと明日早いから起きれないよ」
なんて言うけど朝起きれないのは裕ちゃんじゃん。
「裕ちゃんちからの方が近かったんじゃない？」
玉「だってさ、沖縄には泊まりで行けないから、
前泊した方が楽しいじゃん」
なんて楽しそうに話してくれて、
玉「ねぇ、やって」
ってドライヤーを手渡される
仕方ないから乾かしてあげれば
玉「気持ちいい」
濡れた髪がだんだんサラサラになってく
「やっぱり男の子は早いね」
ショートって楽
「こんな感じかなー」
玉「ありがとう」
歯磨きしてトイレも済ませて
ベットに入れば
玉「詰めて」
って同じベッドに入ってくる
「狭くない？」
玉「明日朝早いのに、布団片付けるのめんどくさいじゃん？」
って欠伸してうるうるな目で言うから何も言い返せなくなる
玉「ねぇ」
「何？」
玉「両手広げて」
「広げるって？」
仰向けで手を広げれば
跨って私の胸に顔を埋めてくる
「何してんの？」
玉「落ち着くんだもん」
「どいてよ」
玉「ダメ？」
「早く寝ようよ」
玉「ちょっとだけこのまま寝させて」
きっと何かあったんだな、って察して
裕ちゃんの頭を両腕で包み込んだ
「明日楽しみだね」
玉「うん」
「沖縄そば食べに行く時間はあるかな？」
玉「沖縄そば食べに行こ」
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ちー(プロフ) - 3人が幸せに暮らせますように！ (2020年6月27日 21時) (
レス) id: bb7f2490f7 (このIDを非表示/違反報告)
りさ - 私も３人が幸せになる事を祈ってます (2020年6月18日 1時) (レス) id: 11cc79bb34 (このIDを非表示/違反報告)
はと(プロフ) - もう、エンディングは決まっているかもしれませんが、２人がいや、赤ちゃんを入れて３人が幸せになったお話しが読みたいです。 (2020年6月17日 23時) (レス) id: bf18adaee4 (このIDを非表示/違反報告)
りさ - 2人が幸せになれますように (2020年6月12日 0時) (レス) id: 11cc79bb34 (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽ(プロフ) - 半年後で妊娠7週目は少し、遅いかもしれません。細かくてすみません。 (2020年6月9日 21時) (レス) id: 8620bd5173 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みぃまん
| 作成日時：2020年1月13日 5時
